- 2024-12-9
- ENTERTAINMENT
- 東京コミコン2024
2024年12月6日(金)~12月8日(日)までの3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催された「東京コミックコンベンション2024」(以下、「東京コミコン2024」)が、先日ついに最終日を迎えた!
★10:45~セレブ・ステージ:マッツ・ミケルセン/ヒュー・ダンシー
最終日の1発目のステージに登場したのは、「北欧の至高」いや、今や「東京/大阪コミコンの至宝」とも言えるマッツ・ミケルセン氏と、人気ドラマ『ハンニバル』で共演したヒュー・ダンシー氏。
2人と一緒に撮影ができるチケットが販売開始となった際には、わずか10分でソールドアウトとなるほど、熱烈なファンを持つ2人ですが、この日のイベントでも、そんな2人を一目見ようと大勢のファンが殺到!誰もが期待いっぱいの表情を浮かべながら彼らの登場を心待ちにする中、ついにマッツ氏とヒュー氏がステージに降臨、会場からはひと際大きな歓声があがりました。
コミコン会期中、サイン会に撮影会と多忙なスケジュールを過ごしていた2人ですが、そんな彼らの元気の源となったのは日本食!?「昨晩、神戸牛を食べてものすごく美味しかったので、私の好きな食べ物リストTOPになった。でも、和食なら何でも好き」(ヒュー氏)、「私も神戸牛を食べて素晴らしかったけど、お寿司も好き。毎日いくらでも食べられる」(マッツ氏)と、日本食への愛を語りました。
マッツ氏、ヒュー氏といえば、なんといってもやはり『ハンニバル』!デンマーク出身のマッツ氏いわく、イギリス出身のヒュー氏と共演してみて、非常に興味深いと思ったのは“英語の話し方”だったそう。というのも、同作の撮影中、完璧なアメリカ英語で演技をしていたというヒュー氏ですが、カメラが止まった瞬間、母国のイギリス英語で話していることに気がついたのだそう。英語での話し方に常に気を使っていたマッツ氏は、そんなヒュー氏を見て、「自分たちは役者だった」と改めて実感したという。
また、グロテスクなシーンが多いことで有名な『ハンニバル』ですが、実は意外なことに、ヒュー氏とマッツ氏は気が滅入るどころか、むしろ撮影を楽しんでいたのだそう。ヒュー氏は、事件の回想シーンは細かい部分まで作りこまれていて、美しく感動的だったと回答、一方のマッツ氏も非現実的なドラマの世界観を楽しんでいたそうで、「非日常的でクレイジーだから楽しんでいた」と明かした。
最後にマッツ氏はデンマーク語で「会えてうれしいです」というフレーズをファンに指導。しかし、難しすぎる発音に苦戦するファンを見て、「デンマークでは代わりにこうするんだ」と続け、投げキッスを披露。会場を大いに沸かせた!
★13:30~東京コミコンにアッセンブル!マーベル・ギャザリングステージ:セレブ・ステージ
C.B.セブルスキー/ベネディクト・カンバーバッチ
午後には、マーベル好きのコスプレイヤーがC.B.セブルスキー氏と交流するステージと、「東京コミコン2024」最後のセレブ・ステージとして、ベネディクト・カンバーバッチ氏を招いてのトーク・ステージが行われました。最初に、マーベル編集長のC.B.セブルスキー氏がマーベルのロゴ入り衣装で登場し、日本のコミコンではお馴染みとなったセブルスキー氏に、集まったマーベルファンも大熱狂!さらにその後、スパイダーマンやデッドプールなどマーベルのキャラクターに扮したコスプレイヤーたちが登場。セブルスキー氏はステージを埋め尽くしたコスプレイヤーを前に「まさにこれが“マーベル・コスプレイヤー・アッセンブル”だね!」と粋なコメントをした。
また、「日本の漫画で影響を受けた作品は?」というコスプレイヤーからの質問には、『スラムダンク』、『ドラゴンボール』、『AKIRA』など日本人なら誰もが知る名作漫画を列挙。日本愛を炸裂させた。
続いて、マーベル映画のドクター・ストレンジ役でお馴染みのカンバーバッチ氏が全身ホワイトのスタイリッシュな衣装で登場。「みんな大好きです!」と集まったファンに手を振りつつ、「白い服だから飲み物をこぼさないようにしないと!」とお茶目な一面も見せてれたカンバーバッチ氏。
「去年のコミコンの感想は?」という質問には、「とにかく全て(が思い出)!」とコミコンを絶賛しつつも、「ファンが一つの会場に集まって実際に会ったり話したりできる。ファンの皆さんと直接“繋がり”を実感できるのが嬉しい」とコミコン、そして日本のファンへの愛を語った。
また、「『アベンジャーズ』の俳優でプライベートでも交流のある俳優は?」という質問には、「トム・ホランド、ロバート・ダウニー・Jr、ジョシュ・ブローリン、マーク・ラファロ、スカーレット・ヨハンソン。もちろんトム・ヒドルストンもね。彼もロンドンに住んでるから」と喜んで回答。知られざる交流関係を明かした。
さらに、『アベンジャーズ/エンドゲーム』に関する質問では、人差し指を立てて見せる、ファンにはお馴染みのシーンをリクエストに応えて再現!これには場内のファンも大歓喜!これにカンバーバッチ氏は「これだけでこんなに喜んでもらえるなんて不思議な職業だよね」と話し、ファンの笑いを誘った。
一方で、ファンが何よりも気になる、『ドクター・ストレンジ』の次回登場作や、カンバーバッチ氏の次回作についてはまだ「秘密」としながらも、昨年映画の撮影が3本あったことを匂わせ。
最後に、同じく俳優である斎藤 工氏から「漫画のキャラクターを演じるときにきを付けていることは?」という質問が投げかけられると「まず脚本をもらう前に、最初は自分一人で直観的にキャラクターが何者かを考え、脚本からさらに人物像のヒントを見つけ肉付けしていく。最後は共演俳優や製作陣とコミニケーションをとることだね」と細やかなアドバイスをし、斉藤氏を感嘆させていた。
★17:30~グランドフィナーレ
ファンと共に3日間駆け抜けたセレブ、そしてアンバサダーたちが大集結する最後のステージ・グランドフィナーレが始まり、メインMC を務めたLiLiCo さんと小田井涼平さん夫妻が登壇!「長州力さん、武藤敬司さんとのトークが楽しかった」(LiLiCo 氏)、「フィギュアをたくさん購入しました」(小田井涼平氏)と3日間の思い出を振り返った。
続いてアンバサダーの斎藤 工さんがマッツ・ミケルセン氏のお面を付けてひょうきんに登壇し、「ファンに会うために来日しているという想いがすべてだと感じた」と語り、この3日間で多くのファンとふれあい、そのあたたかさを感じたことを明かした。
次に残念ながらグランドフィナーレを欠席したPR 大使/コスプレアンバサダーの伊織もえさんがVTR で登場し、「一ファンとしてめいっぱいコミコンを楽しみました」と、この3日間を堪能した様子を語った。
1人登壇する度に客席から満場の拍手と黄色い歓声が飛び交いました。最初に登場したジョン・ボイエガ氏は「来年また来ることを楽しみにしています」と次回のコミコンを楽しみにする気持ちを語り、アンセル・エルゴート氏は目をうるませながら、(日本語で)「この3日間、たくさんのファンに会って、みんなの喜ぶ顔を見て、僕もうれしくなりました」とファンとの交流を心から楽しんでいたことを語った。
ダニエル・ローガン氏は息子・ケイデンくんと一緒に登場し、「ありがとう東京!また来年!」と日本語で伝え、ケイデンくんも元気に「ありがとう!」と日本語を披露。モリーナ・バッカリン氏は「今回は家族と一緒に来て、心がいっぱいになった」と語り、ベン・マッケンジー氏は「夢のようなステキな時間を過ごさせていただきました」と続けました。続けて登場したC.B.セブルスキー氏は「今年も最高でした。来年マーベル映画が3本あるからぜひ見てね!」と感謝と来年への期待を述べた。
ヒュー・ダンシー氏は「初めての来日だったけど、すぐにでも戻って来たいと思っています」と日本のファンになったことを明かしました。マッツ・ミケルセン氏は「この3日間本当にすばらしい時間を過ごさせていただきました。みなさんはいつもすばらしいです」とファンに向かって投げキッスを贈り、ベネディクト・カンバーバッチ氏は「小さなハート、大きなハート、みなさんにたくさん送りたいと思います」とたくさんの愛をファンに伝えた。
ファンを称えるように会場の端から端までに拍手し、「楽しいホリデーを過ごしてください。気を付けて帰ってね」と最後までファンを気遣う紳士的なジュード・ロウ氏、そして最後にクリストファー・ロイド氏はステージの前方に出て、「一大イベントに参加してくださったことをすごくうれしく思っているし、来年も来たいです」と来年に期待する気持ちを伝えた。
なお、ジェイソン・モモア氏はフライトの都合でグランドフィナーレは欠席となりましたが、グランドフィナーレ前にサプライズでステージに登場。さらに、なんと客席に降り、回りをグルっと一周。ファンとハイタッチしながら歩いて回り、「ありがとう東京!」と感謝の気持ちを盛大に伝えた。
© 2024 Tokyo comic con All rights reserved.