- 2025-1-14
- ENTERTAINMENT
- 野生の島のロズ
『シュレック』や『ボス・ベイビー』『ヒックとドラゴン』シリーズなど、数々の大ヒットアニメーションを生み出してきたドリームワークス・アニメーションによる全世界待望の最新作 『野生の島のロズ』が2月7日(金)より全国公開する。
1月13日(祝・月)、東宝グループが立ち上げた、子供たちに向けた映画体験による「思考形成」プログラム「TOHO CINEMAS BOAT」と映画『野生の島のロズ』のコラボレーションによるアクティブラーニング上映会がTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催され、小学生の親子20組40名が参加した。
このプログラムは、子どもたちに映画を見てもらい、映画に登場する舞台や設定を実際に体験し、みんなで語り合う事で「自分の考え」を作っていくというもので今回、ロボットが主人公の映画であることにちなみ、上映後には本作の日本語吹替キャストで、自身もロボット工学を学んでいる女優のいとうまい子、さらにロボットアイドルグループ「THE★ROBOTS」のPepper(ソフトバンクロボティクス)、Romi(MIXI)、BOCCO emo(ユカイ工学)という日本が誇るロボットたちも来場し、子どもたちがロボットと触れ合い、未来のロボットについて考えるプログラムが実施された。
本作は、野生の島で起動した最新型アシスト・ロボットの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく感動の物語。
日本語吹替版では、本作の主人公で、徐々に心が芽生えていく最新型アシスト・ロボットのロズ役を綾瀬はるか、お調子者でずる賢く臆病だが、ロズの相談相手として友情を育んでいくキツネのチャッカリ役を柄本佑、ロズに育てられ立派に成長していく雁(ガン)のキラリ役を鈴木福、たくさんの子供たちを逞しく育て、ロズをサポートするオポッサムの母親、ピンクシッポ役をいとうまい子が務めるなど、魅力あふれるキャラクターたちに命を吹き込む豪華キャストが集結している。
映画を観終えたばかりの子どもたちの拍手に迎えられたいとうさん。子どもたちに向けて「『ロズ』を観てどうでしたか?」と問いかけると、子どもたちからは「泣いちゃった」などの声が上がる。いとうさんは笑顔でうなずきながら「私は最初に観た時に泣いちゃって、自分で声を入れてからも泣いちゃいました」と明かし、さらに「どんなところが良かったですか?」と感想を問うと、子どもたちからは「みんなで助け合っていたところ」など、様々な感想が上がった。
いとうさんは「私は芸能界で42年くらいお仕事をしていますけど、今回、初めて声優をやらせてもらいました。声優をやらせてもらった大きなきっかけは、大学でロボット工学を専攻して、ロボットを作っていたからです。いま、日本は高齢者が多いですが、高齢者の人たちが寝たきりにならないように、おうちに置いておくと一緒にスクワットをしてくれるというロボットを作っていました」と自身の研究について明かしてくれた。
さらに、この日は日本が誇る3体のロボットが集結。Pepper、Romi、BOCCO emoが姿を見せると、子どもたちは身を乗り出して大興奮! Pepperは「みなさん、こんにちは。僕は2014年6月5日、誕生しました。商業施設や学校、介護施設などで働いています。家族の一員として迎えてくれているご家庭もあります。そんなわけで、ロズにはとっても親近感がありますね」と挨拶し、会場は歓声に包まれていた。
『野生の島のロズ』
2月7日(金)全国ロードショー
Ⓒ2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.
配給:東宝東和、ギャガ