東京国際映画祭2日目 ポール・ポッツのナマ歌&ドヌーヴ様の貫禄に感動☆

昨日、第2日目を迎えた東京国際映画祭。初日のグリーンカーペットに続き、またしても私、セレブ見学に繰り出しました!! 

IMG_6282まず見にいったのは、イギリスの人気タレント発掘番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』の初代チャンピオン、ポール・ポッツ。あのスーザン・ボイルは『ブリテンズ・ゴット・タレント』の第3シーズンだったので、ポールはスーザンの2期先輩にあたるわけで、毒舌サイモン・コーウェルが認めたオトコ!! 2008年には来日公演を行い、龍角散のテレビCMにも出演したので、ご存じの方も多いはず。そんな彼のミニライブが六本木ヒルズアリーナで行われたのです。


昨夜はあいにくの雨だったのですが、六本木ヒルズアリーナの会場は満席以上の状態。ポールは9月22日に映画音楽の名曲をカバーした「ニュー・シネマ・パラダイス〜ベスト・ムービー・ソングス」(¥2,800)をリリースしたばかりということで、「ムーン・リヴァー」、「ゴッドファーザー 愛のテーマ」など5曲を歌い上げました。
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私、オペラはよくわからないのですが、ポールさんのナマ歌はすごく上手かった! と思います。彼は子どもの頃からいじめにあったりしたせいで、内向的な性格になってしまい、オペラハウスで歌うことが夢だったけれど、なかなか一歩が踏み出せなかったのだとか。そして携帯電話のセールスマンをやっていたとき、最後のチャンスと決めて「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出場し見事チャンピオンに。
決してイケメンではないですが、とっても真摯に歌っていて、私、写真を撮るのを忘れて聞き惚れてしまいましたよー。アルバムには「タイタニック」の「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」、「愛と青春の旅立ち」のテーマ曲、「グラディエーター」の「グラディアトーレ」、そして日本盤にはボーナス・トラックとして「のだめカンタービレ」から「ファウスト交響曲より第3楽章 メフィストフェレスから「神秘の合唱」なども収録されているそうです。
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そんなうっとりコンサートの後は、ダッシュで映画『しあわせの雨傘』主演カトリーヌ・ドヌーヴの舞台挨拶へ。

『しあわせの雨傘』はフランソワ・オゾン監督とカトリーヌ・ドヌーヴの強力タッグにより生まれたコメディ。カトリーヌ・ドヌーヴ演じるスザンヌは朝のジョギングが日課のブルジョワ主婦で、夫・ロベールは雨傘工場を経営する亭主関白オトコ。ところがある日、ロベールが倒れスザンヌが工場を経営することになり……。夫、子ども、昔の恋人、そして従業員たちと繰り広げる涙あり、笑いありのストーリーなのだそう。
_DSA0074m会場はほぼ満席。取材陣も大勢駆けつけていて、会場内は超満員状態。そこに登場したカトリーヌ・ドヌーヴ様はさすがの貫禄でございました。日本好き、大福好きというウワサもあるドヌーヴ様ですが、来日は今年にはいって早くも2回目。そして10月22日がお誕生日だったのだそう(何回目かは誰も触れませんでした……)で、スペシャルゲストとして真矢みきさんが登場し、花束をプレゼントしていました。
 
_DSA0209mそして真矢さんからドヌーヴ様に質問。
真「スザンヌとご自分を重ね合わせるところはありましたか?」
ド「共通点はありました。ポジティブでなにがあっても前向きに関係を築いていくことですね」
真「ポスターがとっても、スポーティーですよね」
ド「映画はこのシーンから始まるので、きっと皆さんは驚かれるかもしれません。でも私をよく知る人たちは驚かないと思いますよ」
真「このシーンではドヌーヴさんのアイデアも活かされているとか」
ド「ヘアカーラーをつけたままで走るということを提案しました。時間を短縮するために、アメリカ女性たちがやる方法と聞いたので。洗練されすぎないようにしたかったのです」
ということで、赤いちょっと昔風のジャージー姿のドヌーヴ様の姿も十分衝撃的なんですが、映画を観る際は、頭のカーラーにも注目!!
最後のフォトセッション中でも、ムダに笑わないし、途中で帰りそうになったりと、なかなかマイペースなドヌーヴ様(決してイヤな感じではなく、天然風☆)。アメリカのセレブとはまた違って、あくまで自然体がおもしろい!! 映画も設定は70年代ということで、ファッションもちょっとレトロでそれがとってもキュートでおしゃれだと思いますー。
しあわせの雨傘ヨコ
『しあわせの雨傘』
2011年 正月第2弾、 TOHOシネマズ シャンテ、新宿ピカデリー他 全国順次ロードショー!!

©Mandarin Cinema 2010

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