- 2011-11-26
- NEWS
本日から公開の映画『ハッピー フィート２ 踊るペンギン レスキュー隊』。さきほど、舞台挨拶が行われ、日本語吹替版の主演の鈴木福くん、劇団ひとりさん、クリスタル ケイさん、バナナマンさんが登場しました!!
▲福くんは声や話し方もとっても子どもらしくて、かわいかったです。
まずはストーリーをざっくりご紹介すると
© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
世界的な大ヒットを記録し、アカデミー賞長編アニメ映画賞に輝いた『ハッピー フィート』の続編。前作では、“心の歌”を何よりも大事にする皇帝ペンギンたちが暮らす南極大陸で、おそろしく歌がヘタなペンギンのマンブルが奮闘する姿が描かれていたが、本作はマンブルと皇帝ランドNo.1の美声を持つグローリアとの間に生まれたエリックが主人公。
© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
南極大陸に暮らすペンギンたちにとって、何より大切なのはハートを伝える歌とダンス。すばらしい歌声とステップさえあれば、ヒーローにもなれるのだ。しかし、タップダンスの達人と歌姫の子供なのにエリックは、どちらも苦手だった。みんなの前でダンスに失敗してしまい、踊るのが嫌いになってしまったエリックは、家出。
一方その頃、皇帝ランドは巨大氷山によって閉じ込められてしまっていた。エリックは、迎えにきたマンブルや仲間と力を合わせ、ペンギン最大の危機に立ち向かうーー。
舞台挨拶には、主人公のエリックの吹き替えを担当した鈴木福くん、マンブル役の劇団ひとりさん、お母さんペンギン、グローリア役のクリスタル ケイさん、そしてオキアミのウィル＆ビル役のバナナマンのお2人が登場。
© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
▲マンブル＆グローリア
Ｑ まずはおひとりずつご挨拶と初日を迎えた感想をお願いします。
鈴木福くん：エリック役の鈴木福です。今日は集まってくれてありがとうございます！ あと、僕ががんばった映画が公開されてすっごくうれしいです。よろしくお願いします。
劇団ひとり：マンブル役をやらせていただきました劇団ひとりです。へたくそなりに精いっぱいがんばってやらせていただきました。芸能界に入って、いつかペンギンの声をやりたいとおもっていましたので、今は感無量です。
クリスタル ケイ：グローリア役を担当しているクリスタルケイです。私も先日、完成したものを見せて頂いたのですが、感動したし、子どもみたいに爆笑するシーンもあって。今日から公開ですが、早くみなさんに見て欲しい気持ちでいっぱいです。
バナナマン設楽：バナナマンの設楽統です。オキアミのウィルという役をやらせていただきました。ウィルはハリウッド版ではブラッド・ピットがやっているので……（笑）。今日はお越しいただきましてありがとうございます。最後まで楽しんでいってください。
バナナマン日村：私は同じくオキアミでビルという役を担当おります。私の場合はですね、マット・デイモンがやっておりますが、その点は1度忘れて頂いて（笑）。私がやっているということでよろしくお願いします。
Ｑ 劇団ひとりさんは今回初の父親役ということですが、いかがでしたか？
劇団：改めて、息子っていいなと思いましたね。特に、福くんが本当にかわいくって。ふだんテレビで見てもかわいいんですが、声だけでお芝居してもこんなにかわいいのか、というくらいかわいいんですよ。
Ｑ ご自身には女のお子さんがいらっしゃいますが、男の子だと違うものですか？
劇団：そうですね。でも、この前、完成披露試写会があったんですが、そこで「息子さんはどうですか？」ときかれたんで、「息子、欲しいですね」っていったんですよ。そうしたら、ネットのニュースで「劇団ひとり、子づくり宣言」って書かれてて（笑）。ヨメさんからも「どこかで子づくり宣言したの？」って聞かれたりしたんで、あまりめったなことは言えないなと思ったんです。
Ｑ 声がすごく優しかったですね。
劇団：ありがとうございます。
設楽：僕も見ましたけど、劇団ひとり、本当によかったよ。福くんもかわいいし、結果的にオレたちも含めて、みんなすごい!!
劇団：自分たちまでホメちゃうの？
日村：いや、思った以上にみんなすごい。本当におもしろいから！
設楽：劇団ひとりは本当に、テレビで見るのとは違った一面がでてるから。
劇団：ありがとうございます。
Q クリスタル ケイさんは母親役に挑戦ということですが。
ケイ：フルで吹き替えをやるのは初めての経験で、しかも80年代のヒット曲を日本語で歌うので、それもけっこうプレッシャーだったんです。でも楽しくやろうと思って、楽しんでやらせていただきましたが、お母さん役ということで、自分はまだ子どももいないですから、どうやったら母親らしい温かさとか出せるんだろうっておもったんですが、映像をみて、福くんの声も本当にかわいいので、どんどんママっぽさが自然とでてきました。
Ｑ 歌はいかがでしたか？
ケイ：いつもとちがって、歌詞を強調したり、ちょっと大げさにミュージカルっぽく歌うのがむずかしかったのですが、私も踊りながら歌いました。
Ｑ ひとりさんは歌はありませんが、ダンスのシーンがたくさんありましたね。
劇団：そうですね。僕もスタジオでダンスしながら録りました。踊りながら「ウッ」とか「ハッ」とかいうんですけど、そうするとちゃんと音が録れないんで、普通にやってくださいと言われちゃいました。
Q バナナマンのお２人の役は、オリジナルキャストがブラッド・ピットとマット・デイモン。どうでしたか？
設楽：最初にマネージャーから話を聞いたときも、そこからでしたから。ビックリしたんでしょうねぇ。
日村：オレたちもビックリしたもん。オレらでいいの？って。
設楽：声を録るときも、演出されている方が「じゃあ、ブラピとマットって呼びますね」なんてことから始まって……。
日村：でも始まってみたら、１回もそんな風に呼ばれなかった。でも、そういう人の声ですから大プレッシャーですよ。
Q アドリブはありましたか？
設楽：せりふではなかったですが、息づかいだったり、せりふにないせりふが出てくるんで。その点はブラピとマットより、我々は20年やってますんで。そこだけは……。
日村：後は全部負けてますから、そこだけはね。
Q 福くんは、どういうところが難しかったですか？
福くん：早口で言わなければいけないところ。あと、息だけとかのシーンも難しかった。口に合わせなきゃいけないから。
劇団：息づかいって意外とむずかしいんですよ。普通の「ハァハァ」だとダメ。口にだして「ハアハア」ってちゃんと言わなきゃいけない。これってすごく不自然だから。そのへんは福くんはカンペキ。天才だもんね☆
福くん：でもむずかしかった。
日村：本当にかわいいね。
設楽：（日村さんと）服の感じは似ているんですけど、全然違うように見えますね。
日村：（福くんに）ぜったいこうなっちゃダメだからね。がんばろうね。
Ｑ 歌はクリスタル ケイさんはもちろん、バナナマンさんも歌っているんですよね。
設楽：そうなんですよ。がんばりました！
Ｑ そして福くんも歌いました。緊張しましたか？
福くん：うーん、でも楽しかったです。
Ｑ もしかして、今日もちょっと歌ってくれたりする？
福くん：はい。ちょっとだけ歌います。
▲劇中で登場する「ブリッジ・オブ・ライト」（P!NKの新譜）の一部を歌う福くん
Ｑ お父様、いかがでしたか？
劇団：本当にかわいい。もう涙がでそうでしたよ。
Ｑ クリスタル ケイさん、いかがですか？
ケイ：すごくかわいいし、上手だよね。歌もけっこうむずかしいんですけど、カンペキでしたね。
福くん：歌はすごく大好きだから。
日村：お芝居と歌はどっちが好き？
福くん：うーん、どっちも。
日村：どっちもだよね。ごめんね、ヘンなこと聞いて。
劇団：これで歌ですってなったら、映画はなんなんだってことになりますからね。
Q 歌の練習はしましたか？
福くん：学校で5分休みのときに……。本当にすごくいい歌だから、自然と出てきちゃう。
設楽：そうそう。歌も踊りも自然と出てくるものだからね。
福くん：気分がいいときとか、歌っちゃう。
日村：うん、そうだよね〜。歌ってそういうもんだよね。
Q お2人も歌の練習は？
設楽：僕たちもしましたよ。５分休みに。ボールで遊びたかったんだけど、歌の練習をしてました。
Ｑ では最後に映画の見どころを。
設楽：これから見るのは3Dだと思いますが、本当に映像がキレイで、雪の粒とかもすごくハッキリしています。それに、僕たちがやったオキアミは、これまでの3Dのなかでいちばん飛び出してくると思います。なので気をつけてくださいね。オッ、ってなりますから。
日村：すごくリアルなんだよね。
設楽：たぶんちょっと気持ち悪いって思う人もいるかも。
日村：それくらいリアルなの。
設楽：オキアミってエビみたいなんですけど、僕らがいちばん苦労したのは、どっちがウィルかビルかわからないの。
© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
日村：そういうせりふもあるくらいですから。
設楽：でも見ているうちに、だんだん僕たちみたいな顔に見えてくるから。そういうところを楽しんでいただければ、より楽しめると思います。
日村：そのとおりです。本当におもしろいですから、これから見るみなさんは、今日1日が最高の1日になりますから。楽しんでください！
ケイ：私も、バナナマンさんと一緒に楽しくみたんですが、映像は本当にすばらしい。それに、ペンギンたちも、それぞれいろいろなまりがあったり、沖縄弁とか。そういうところもおもしろい。歌も踊りも楽しめるので、そういうところも見て欲しいです。
劇団：子ども向けに思えるんですが、実はストーリー展開はもちろん、選曲が僕ら世代にドンピシャなんで、文字通り家族全員で楽しめる映画だと思います。
福くん：わらったり、ドキドキしたり、ちょっとさびしいシーンもあるけれど、見終わった後は、心があったまる映画なので、見てよかったらお友達とかにしらせたりして……。みんなに見てもらえるとうれしいです！
とのことです!!
本当に80年代のヒット曲がたくさんでてくるので、それを聞いているだけで楽しいうえ、登場人物がキャラ揃い。特にステキなのが以下の３羽（？）。
© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
▲ラモン お調子者のノリノリペンギン。ペンギンなのに沖縄風の話し方もナイス☆
© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
▲ラブレイス 派手なセーターを着用。
© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
▲世にも不思議な空飛ぶペンギン。こちらもトークに特徴あり。
それぞれルックスに違いはありますが、基本はペンギンなので声や話し方で人物を特定した方がわかりやすい。ふだん映画は字幕版を見られる方もこれは吹き替え版がおすすめだと思います!!
© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
『ハッピー フィート２ 踊るペンギン レスキュー隊』
11月26日(土)より全国ロードショー ３Ｄ・２Ｄ同時公開
公式サイト
配給：ワーナー・ブラザース映画