- 2012-3-2
- NEWS
本日から公開の映画『戦火の馬』は第1次世界大戦を舞台に、悲劇に見舞われながらも希望を信じて生き抜く人間たちの姿を、ジョーイという一頭の美しい馬との出会いと別れを通して描いた作品。
先日、鳥越俊太郎さんと矢沢心さんのトークショーの様子をご紹介しましたが、映画は馬のジョーイが主人公。物語はその馬の誕生からスタートし、過酷な状況のなかで、ジョーイはさまざまな人々と出会い、別れを繰り返しながらも生き抜いていくーー。戦争のような厳しい状況でも、生き抜く勇気と希望が描かれた感動作なのです。
そして、ジョーイが出会う人間の1人が英国陸軍ニコルズ大尉。演じているトム・ヒドルストンは『マイティー・ソー』や『アベンジャーズ』で悪役ロキを演じている、今注目の若手俳優。ニコルズ大尉役で新たな『マイティー・ソー』のときとは違う一面を披露しています。
そんなトムのインタビュー動画を入手しましたのでご紹介!!
ジョーイは最初、イギリスの農村でアルバート少年(ジェレミー・アーヴァイン)に育てられるのですが、その後いろいろあって、ニコルズ大尉が騎乗する騎兵隊の馬に……。最初の飼い主であるアルバート少年と別れるとき、ニコルズ大尉は「戦争が終わったら君に返す」と約束するのですが、その後、まもなくフランスの前線に騎兵隊は送られることに。
戦闘前夜の野営地では、ニコルズ大尉はアルバートに送るつもりでスケッチブックにジョーイの絵を描いたり……。馬好きで優しい、いい人なのです。
©Dream Works Ⅱ Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
▲役に入っているときと、インタビュー、そしてプレミア……。そのときどきで印象が変わるところも魅力ですね!!
ちなみにトムは1981年2月9日、ロンドン生まれの31歳。ロイヤル・プレミアのレッドカーペットでは
「この映画に参加できたことも、ロイヤル・プレミアに来られたことも、すごく嬉しく思っている。ケンブリッジ公爵夫妻がこの映画を気に入って応援してくれているのは本当に光栄なことだね。この映画は思いやりの大切さを教えてくれる素晴らしい作品だし、観客もきっと気に入ってくれると思う。残酷な戦争に巻き込まれながらも果敢に行きぬくジョーイという奇跡の馬は、敵味方関係なく出会ったすべての人々に勇気と優しさを運んでくれる。人に優しくあれ、という素晴らしいメッセージをもった作品だ。日本の皆さん、この映画を是非楽しんで下さい。震災で苦しむ皆さんに、心からの愛を贈ります」とコメントしていました。
ロイヤルプレミアでは、映画を見たキャサリン妃が号泣。
予告編だけでも、涙腺うるうる人が続出しそう!!
鳥越さんが背景の自然、映像美にも注目して欲しいとおっしゃっていましたが、そちらも必見!
先日のトークショーで、鳥越さんは「今、私たちはむずかしい時代に生きていますが、それでも前を向いて生き続けていると希望が見えてくる、という映画です」、矢沢さんは「ジョーイは生まれてから、さまざまな人と出会い、別れを繰り返します。それでも誰といちばん一緒にいたいのか。強く思えば会いたい人と会えるということを力強く感じさせてくれました」とのことで、最後は気持ちよく感動の涙を流せるそうです!!
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『戦火の馬』
本日より公開中!!
公式サイト
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン