- 2012-4-17
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4月21日公開の映画『タイタンの逆襲』は、日本で16億円を超える大ヒットとなった「人間」VS「神」の壮絶な戦いを描いた『タイタンの戦い』の待望の続編。人類、神、そして神々の生みの親である巨神(タイタン)が三つ巴となって壮絶なバトルを繰り広げる“規格外”3Dアクションアドベンチャー超大作。
それにちなんで、昨日、スポーツ界の“規格外”の神々、<球界の大魔神 佐々木 主浩(野球)>、<ボクシングの王者 具志堅 用高(ボクシング)>、<不屈の闘牛 天山 広吉(プロレス)>によるスペシャルトークショーが行われました!!
どんなお話かというとーー、
神々の力が弱まったことで、<冥界>に封じ込められた巨神(タイタン)クロノスの覚醒が始まり、地上にも異変が起こり始めた。続々と出現する魔物たちに、逃げ惑う人々。クロノスが完全復活を遂げるとき、人類は滅亡し、世界は終焉を迎える。勝ち目のないこの闘いに、立ち上がったのは「人の心」と「神の力」を併せ持つ男・ペルセウス。愛する息子を守るため、囚われた父を救うため、仲間とともにクロノスの眠る「タルタロスの牢獄」を目指す。そこは、人類がまだ足を踏み入れたことのない禁断の地。未知なる脅威と衝撃を秘めて、今、「冥界」での闘いが始まる。
登場する魔物たちは見た目も大変恐ろしいです。
ミノタウロス(MINOTAUR)[タルタロスの牢獄]の番人。頭は牛、身体は人間。
キメラ(CHIMERA)空飛ぶ双頭の獣。頭はライオン、体は山羊、尻尾は蛇。灼熱の火炎を吐く。
マカイ(MAKHAI)戦闘の鬼。2刀流×2。360度攻撃可能。クロノスの放つ溶岩から生まれる。
クロノス(KRONOS)全長500m (推定)。巨神(タイタン)族の王オリンポス12神より以前の<古の神>ゼウス、ハデス、ポセイドンの生みの親。
トークショーは試写会の直後に行われたのですが、実は3人も観客のみなさんと一緒に映画を鑑賞。まずはその感想からトークがスタート。
天山「迫力がすごくて圧倒されました。戦いの連続なんで、身体がウズウズして興奮しまくっていました。3Dが本当にすごいですね」
佐々木「僕は3Dを見たのは初めてで、映像もすごいけれど、音もすごい。その迫力にビックリしました。石みたいなのが飛んでくるので、ちょっと怖かったですね。本当にビックリしました。すごい立体感なんですよ。字幕も前に出てくるからすごく見やすかったですよ」
具志堅「3Dっていうとコレですよね(とメガネを出す)。初めて3Dを見たんですけど、目の前に石が飛んできたらクセで避けようとしちゃうから……ヤバイですよ。現役時代からの訓練で、向かってくるものがあると目がさめるんです。映画館で映画を見たのは『ロッキー』以来。それでいきなりメガネをかけてみたら……。いやあ、クセになるねぇ。ビックリしました」
怪力のイメージがある天山さんですが、映画のなかにも怪力の魔物が登場。
天山「見てて、チビりそうになりました(笑)。でもあれぐらいデカイ相手だとやりがいがありそうですね。倒したいなと思いました。作戦としては、相手の力を利用して、避けて、よけて、墓穴を掘らす。上手く逃げ切るという感じで、最後にさす。プロレスにもすごいデカイ外人選手はいますが、そういう相手には自分の自信のある技をぶつけるしかない。時には反則技も使ったりして、相手を動揺させて、やるんです」
佐々木「僕は格闘家じゃないんで、見ていて戦うという気持ちにはならず、どうやって逃げるかと考えていたんですけど、具志堅さんも来たらやるという感じでしょう?」
具志堅「来たらやりますよ。映画にすごいスピードでグルグルまわるクリーチャーがでてきたんですが、私の方が動きは早いな。オレはもっと早くよけることができるからよけて打つ。確かにすごいなと思ったけど、サイドステップはなかなかできないからね」
一方、野球選手の場合は?
佐々木「僕はピッチャーなんで、ぶつけたりして、相手が来たら逃げろって言われるんです。ケガしちゃうから。乱闘になってもピッチャーは逃げなきゃいけないんですよ。大リーガーは逆に身体がデカイからストライクゾーンも広くて投げやすい。日本人は小さいからストライクゾーンが小さくなる。現役時代、日本人でよく打たれたのは落合さんですかね。原因は、年俸の違いですね(笑)。メジャーだとジーター。逆に相性がよかったのはA.ロッドですね。彼とは年俸が違うから(笑)。打たれて当たり前だと思って開き直ると軽く投げられる」
そんな3人にとって各界の神のような存在の方とは?
天山「やっぱりアントニオ猪木さんですね。雲の上の存在です。24時間アントニオ猪木。引退されても未だにカリスマ性がある。若いときにいろいろ教えてもらいましたけれど、近寄りがたい存在で怖かったです。どんなことがあろうとネバーギブアップということを教えてもらいましたね」
具志堅「私はモハメド・アリさん。やっぱり素晴らしいなと思っています。国内にはその頃、輪島功一さんとかガッツ石松さんがいて……。あの2人はテキトーだけど、強いんだよね。やるときはやる、結果を出す強さがあるんです。最後まで戦い抜く強さはなかなかマネできなかったですね」
佐々木「私は長島さん。子どもの頃から憧れていましたし、今でも緊張します。プロに入って最初に会ったときはジャイアンツの監督だったんですが、すごいオーラを感じました。たぶん、佐々木という名前は覚えてもらってないと思うんですよ。会うと、“マジン、元気?”って言われるんで。でも、あだ名でも覚えてもらえて、呼ばれるというのは本当にうれしいことです」
最後に、これから映画を見る方々へのメッセージ。
天山「とにかく3D映像の迫力がハンパない。すさまじい戦いを見てほしいと思います」
佐々木「映像もそうなんですが、最後の親子の関係がすごくよかったので、その点も注目してほしいですね」
具志堅「今まで見た映画のなかでいちばん迫力があった映画かなと思いますね。本当に自分でもビックリしてますが、今年いちばんオススメの映画じゃないかなと思います!」
©2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
『タイタンの逆襲』
4月21日(土)3D/2E同時公開
ワーナー・ブラザース映画
『ロッキー』からいきなり、3D映画へと飛躍を遂げた具志堅さん。「よけて打つ」をキレのある動きで実演してくれたり、テレビと同じ面白さでしたー☆