- 2012-6-28
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ニューヨーク、マディソン街に建つルーズベルトホテル。その高層階の窓の外に男が突然現れ、今にも飛び降りようとする……。映画『崖っぷちの男』は、地上60メートルの幅35センチしかない、まさに崖っぷちを舞台に繰り広げられるアクションサスペンス。
もちろんその男が立つ地上60mから地上を見下ろす光景はたっぷり。もう高所恐怖症な人にはハラハラドキドキを超えた、目を覆いたくなるようなシーン続出の映画なのです。
© 2011 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
▲たとえばこんなシーンとか。
その作品の特別映像が公開されました。
まずはどんなお話かをざっくりーー。
ニューヨーク、マディソン街に建つルーズベルトホテルの高層階。窓の外に突然現れ、飛び降りようとしている男――ニック・キャシディは、元ニューヨーク市警の警察官で30億円のダイヤモンドを強奪した罪で収監された刑務所から逃げ出した脱獄囚だった。今にも飛び降りるのではないかと集まってくる多数の野次馬とTV局のレポーターたち。そして、それを整理する警察官で路上は騒然としていた。ニックは、自らの要求を伝えるため、最近の任務に失敗してどん底状態の女性刑事リディアを唯一の“交渉人”として指名。実は、ニックには「ある計画」があった・・・。追いつめられた“崖っぷちの男”の命を賭けた真の目的は何か? 女性刑事と警察は彼を制止することができるのか? 裏切りと陰謀が渦巻く中、ドラマは想像を絶するラストに向かって突き進んで行く。
公開された映像は、崖っぷちの男ニック(サム・ワーシントン)が、説得に来た元相棒の刑事アッカーマン(アンソニー・マッキー)に疑いをぶつけているところに、SWATが突入するというシーンです。
では映像をドゾ!!
ニックが足を踏み外しかけた瞬間、思わず「ひゃあっ!!」って叫ばなかったですか?
実は、この映画の大部分は実際に高さ約60メートルのルーズベルト・ホテル壁面の縁で撮影されたそう。しかも主演のサム・ワーシントンは高所恐怖症。「すごく怖かったよ。毎日、手のひらに汗はかくし、油断はできなかった」と語ったとか。
しかし、最初から撮影に乗り気だった彼は、「この映画の撮影で怖さを克服してみたい」という思いで挑み、高所でのアクションを演じきったそう……。
ああ、恐ろしい!!
とはいえ、高所からのシーンもだんだんと目は慣れてくるもの。ところが途中からは、ニックの「ある計画」の方が大変なことになってきて……。もうどうなっちゃうの〜!! とドキドキ感が加速!!
高所恐怖症の方はためらわれると思いますが、(私もそうでした)おすすめ!!
サム・ワーシントンとは異なり、映画を見ただけでは高所恐怖症の克服は難しそうですが(当社比)。でもぜひトライしていただきたい。
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『崖っぷちの男』
7月7日(土)丸の内ルーブルほか全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン