英王室ハリー王子、特別待遇一切なしのアフガン任務を語る

攻撃用ヘリの乗務員としてアフガニスタンで任務についていたハリー王子(28)が、タリバン兵士を殺したことを認めた、と各メディアがレポートしています。
それによると、ハリー王子は4カ月間タリバンの本拠地と言われる南部ヘルマンド州で、攻撃ヘリの副操縦士射手として任務につき、今週後半にイギリスに戻る予定。アフガニスタンを離れる前に、タリバン兵を殺したか聞かれ、「ああ、他の多くの人と同じに」と答えたとのこと。
Photo:代表撮影/ロイター/アフロ
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▲任務中のハリー王子


ハリー王子が何人のタリバン兵を殺害したかは、明らかではないが、王子はレポーターたちに「命を守るために命を奪う、ということだ。その考えを中心に我々は活動していると思う。必要な時は撃つが、本質的に我々は抑止力以上のものではない」と語ったとか。
王室に生まれ、イートンカレッジで学んだハリー王子ですが、生活面でも特別待遇は一切なかったとのことで、基地では他の兵士同様にコンテナーを改造した宿舎で部屋をシェアし、食堂で食事をし、仲間と自由時間はビデオやゲームでリラックスし、ジムやランドリーへ行ったりして、ごく普通の生活をおくったとのこと。
CNNの動画でも、基地でのハリー王子の暮らしぶりやインタビュー中に急に出動命令が発せられ、走り出す王子の様子がとらえられています。

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