- 2022-11-25
- ENTERTAINMENT
- ザリガニの鳴くところ, テイラー・スウィフト
2019年&2020年の2年連続 アメリカで最も売れた本に輝き、日本でも2021年本屋大賞翻訳小説部門第1位を獲得、全世界累計1,500万部突破の大ヒットミステリーを映画化した『ザリガニの鳴くところ』が全国の映画館で公開中!
世界中を魅了した“ただのミステリーではない”繊細な原作をそのまま映像化したと大反響を呼んでいる本作ですが、その世界を彩っている重要な楽曲にも注目が集まっています!
湿地の奥深くで、家族にも社会にも見捨てられた少女カイアが、謎の殺人事件の容疑者として捕らえられたことをきっかけに物語が始まる本作。原作小説は2年連続アメリカで最も売れた本として世界中で知られ、日本でも本屋大賞第1位を受賞、このミステリーがすごい! など多くの賞の上位にランクインするなど本好きには見逃せない作品として知られています。そして世界中にも多くのファンを抱える本作ですが、中でも特に注目されているのが、先日グラミー賞に4部門ノミネートされ、全米シングル・チャートの1位から10位を独占する歴史的快挙も達成した世界的歌姫テイラー・スウィフトによるオリジナル・ソングです。
テイラーは「『ザリガニの鳴くところ』を読んで、この本の世界にすっかり完全にはまってしまいました」と自らも原作の大ファンを公言。それだけでなく、映画化を聞きつけるや否や、「素晴らしい女優デイジー・エドガー=ジョーンズが主演し、優秀なプロデューサーのリース・ウィザースプーンが製作を務める映画が作られるらしいって聞いてすぐに、音楽で参加したいって思ったんです」と熱望し、今回最後に流れるオリジナル・ソング「キャロライナ」を手掛けています。映画の舞台となった時代の楽器も使われている新曲は、物語の雰囲気そのままに作られており、すでに日本でも「最後の曲に思わず唸った!」、「あの歌はそういう意味だったのか!」と絶賛が相次いでいます!
原作の大ファンであるテイラー自らが手掛けたとあって、その歌詞はまさに主人公カイアのこれまでの生き様や心情などがふんだんに織り交ぜられています。孤独に生きるカイアを思わせる「カロライナの小川は 私の中を流れてる 迷子で生まれ 孤独な日々 これからも そのまま」という歌いだしや、「あなたは私を見なかった 誰も私を見ようとしなかった」と、家族からも社会から見捨てられ、たった一人で生きていかざるをえなかった様子が描かれている一方で「いかないで」というように孤独であるゆえの寂しさも表わされている。一方で、カイアが暮らす湿地帯で起きた謎の殺人事件の容疑者としての一面も持つカイア。映像の最後には「私は拳を必ず使う」、「いやな場所へは絶対に近寄らない」という不穏なワードも。美しくも残酷な自然の中で暮らすカイアの想いを詰め込まれており、「キャロライナ」がグラミー賞最優秀映像作品楽曲にノミネートされたのも納得するほど、まさに物語の最後を飾るにふさわしい楽曲となっています。
さらに、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』でアカデミー賞を受賞した作曲家マイケル・ダナが本作の楽曲を担当。「オリヴィアから、カイアの絵やコレクションが映った映像を見せてもらったとき、貝の音を中心にしたスコアにしなければいけないと直感したんだ」と語るダナは、本作でも重要な要素となる湿地のサウンドを表現するために、貝やほら貝など、海に関する天然の楽器を集めているミュージシャンとともに、現地の伝統的楽器を合わせて制作しています。
「貝やほら貝の音と、バンジョーやフィドル(バイオリン)、オートハープなど地元の民族楽器、そしてシンフォニー・オーケストラの包み込むような豊かな音とを組み合わせた。その多様性に富んだアンサンブルによって、初恋、孤独、絶望、死というさまざまな感情を伴う物語のアークを、音楽的に追っていくことができたんだ」と語るように、自然の中で生きるカイアが見せる様々な表情は音楽でも緻密に表現されているからこそ、大自然を全身で感じられるような世界観が完成されています。
ミステリーでありながらも、美しくも残酷な自然と一人の少女の繊細な想いが描かれる本作。全世界のファンも納得の原作そのままの重厚な世界観をぜひ大スクリーンで!
▽サウンドトラック商品情報
マイケル・ダナ「ザリガニの鳴くところ」
2022年11月16日 (水)発売
UCCL-1236
定価¥2,750 (本体 ¥2,500税率 10%)
視聴・ご予約はこちら: https://lnk.to/WheretheCrawdadsSingPR
▽収録曲 (日本語トラックタイトル未定)
- キャロライナ ー映画『ザリガニの鳴くところ』から by テイラー・スウィフト
- 「ザリガニの鳴くところ」へ
- 沼地はすべて知っている
- 私は「カイア」と呼ばれていた
- 湿地の少女
- ジャンピンの店のムール貝
- テイトにもらった羽根
- もう恋人?
- ハクガン
- またひとつ季節が過ぎて
- 二度と戻っては来ない
- 独立記念日
- やぐらからの眺め
- メイベルにもらった服
- チェイス・アンドリューズ
- 赤いウールの遷移
- ただ話がしたいだけ
- 印税で
- 評決
- いつもテイトだった
- 私は波に洗われる無数の貝殻
- 読み書き
▽テイラー・スウィフト リリース情報
テイラー・スウィフト「キャロライナ」Taylor Swift “Carolina (From The Motion Picture “Where The Crawdads Sing”)”
配信中 / 視聴リンク: https://umj.lnk.to/TS_Carolina_WTCSOST
テイラー・スウィフト日本公式HP:https://www.universal-music.co.jp/taylor-swift/
・日本公式サイト:https://www.zarigani-movie.jp/
・レーベルページ:https://www.universal-music.co.jp/products/UCCL-1236
■ストーリー
ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年の変死体が発見された。容疑をかけられたのは、‟ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少女カイア。彼女は6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、魚、鳥など湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきた。そんな彼女の世界に迷い込んだ、心優しきひとりの青年。彼との出会いをきっかけに、すべての歯車が狂い始める…。
監督:オリヴィア・ニューマン
脚本:ルーシー・アリバー(『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』)
原作:ディーリア・オーエンズ/友廣 純 訳「ザリガニの鳴くところ」(早川書房)
製作:リース・ウィザースプーン/ローレン・ノイスタッター
出演:デイジー・エドガー=ジョーンズ(「ふつうの人々(ノーマル・ピープル)」)/テイラー・ジョン・スミス(「シャープ・オブジェクツ」)/ハリス・ディキンソン(『キングスマン:ファースト・エージェント』)/マイケル・ハイアット/スターリング・メイサー・Jr./and デヴィッド・ストラザーン(『ノマドランド』)
音楽:マイケル・ダナ(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』アカデミー賞作曲賞受賞)
オリジナル・ソング:テイラー・スウィフト「キャロライナ」
■オフィシャルサイト&SNS
・オフィシャルサイト:https://www.zarigani-movie.jp/
・ソニー・ピクチャーズ映画公式 Twitter:https://twitter.com/SonyPicsEiga
・ソニー・ピクチャーズ映画公式 Instagram:https://www.instagram.com/sonypicseiga/
・ソニー・ピクチャーズ映画公式 TikTok:https://www.tiktok.com/@sonypicseiga
『ザリガニの鳴くところ』
全国の映画館で公開中!