【2022年ブレイク】リース・ウィザースプーンも推す若手俳優 デイジー・エドガー=ジョーンズ(前編)

2022年も残すところあと1か月ということで、今年ブレイクした俳優やアーティストを振り返り&深堀り。1人目はメディアで「みんなに愛される女の子」と称されるデイジー・エドガー=ジョーンズ(24)。俳優としてもファッションリーダーとしてもブレイク中の彼女は、現在公開中の映画『ザリガニの鳴くところ』で主人公カイアを演じています。

Newscom/Zeta Image

◆ドラマ「ノーマル・ピープル」で注目の的に

イギリス・ロンドン生まれのデイジーは、両親ともに業界関係者という家庭で育ちました。英誌『GQ』によると、両親は品行方正で控えめな娘デイジーが、ヘンリー8世に怒りをぶつける激怒した妻を見事に演じているのを見て衝撃を受けたのだとか。その後彼女は、15歳で初めてプロのオーディションを受けました。

17歳のときにテレビドラマ「Cold Feet」に出演し、俳優のキャリアをスタート。彼女を有名にしたのがドラマ「ノーマル・ピープル」。アイルランドを舞台に思春期に出会ったコネル(ポール・メスカル)とマリアン(デイジー・エドガー=ジョーンズ)の恋を描いたラブストーリーです。お互いの人生が交差したり、離れたりを繰り返す様子を繊細な心理描写で表現。好評を博し、2020年にイギリスで最もストリーミングされたドラマに。デイジーはライジングスターとして注目を集めました。

リース・ウィザースプーンお墨付きの才能

映画出演2作目にして主演を務めているのが『ザリガニの鳴くところ』。両親に捨てられ、ノースカロライナ州の湿地帯の自然の中で一人生きる無垢な少女カイア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)が、地元男性の殺人事件の容疑者となる物語です。

原作は動物学者ディーリア・オーエンズによる同名小説『ザリガニの鳴くところ』。2019年&2020年の2年連続でアメリカで最も売れた本で、日本でも2021年に本屋大賞翻訳小説部門第1位に輝きました。

その原作に惚れ込んだのがリース・ウィザースプーン。読み終わってすぐに映画化権を手に入れたのだとか。同作のプロデューサーも務めており、思い入れの深さが伝わってきます。

リースは自身が出演するだけでなく、プロデューサーとしてドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」を成功させるなど、その手腕はハリウッド随一。そんな彼女が”ベストなキャスト”と断言していることから、デイジーの才能を高く評価していることがよくわかります。

大ファンのテイラー・スウィフトがオリジナルソングを担当

この原作に惚れ込んだ大物セレブがもうひとり。最後に流れるオリジナル・ソング「キャロライナ」を手掛けているのがテイラー・スウィフトです。大のテイラー好きのデイジーは、大喜びだったのだそう。

デイジーは英誌『ELLE』に「もし若い頃の自分に、テイラー・スウィフトが曲を作ってくれるなんて言ったら…頭がおかしくなりそう」と語っています。

原作を映画化する場合に生じるのが、どこまで忠実に再現するかということ。この普遍的な問いを抱いたのはデイジーも同じだったようです。

原作のファンだったというデイジーは、米誌『VANITYFAIR』のインタビューで撮影中に「本の中のこのシーンは……」と考え続けたと明かしています。

>>デイジー・エドガー=ジョーンズ(後編)を読む

『ザリガニの鳴くところ』オフィシャルサイト&SNS
・オフィシャルサイト:https://www.zarigani-movie.jp/
・ソニー・ピクチャーズ映画公式 Twitter:https://twitter.com/SonyPicsEiga
・ソニー・ピクチャーズ映画公式 Instagram:https://www.instagram.com/sonypicseiga/
・ソニー・ピクチャーズ映画公式 TikTok:https://www.tiktok.com/@sonypicseiga

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