- 2024-12-14
- ENTERTAINMENT
- アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方
世界中で「最もヤバい大統領」とも言われたドナルド・トランプの若き日を描いた話題作『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(2025年1月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開)より、このたび第82回ゴールデングローブ賞<ドラマ部門>で主演男優賞・助演男優賞にWノミネートされたセバスチャン・スタン&ジェレミー・ストロングの名演と、あの“怪物”トランプがいかにして〈創造〉されたのかその裏側が明らかになる本編映像が解禁された!
世界中で最もヤバい大統領と呼ばれながら、大統領再選を果たしたドナルド・トランプ。その発言や行動は規格外で、耳を疑うようなエピソードであふれている。だが、怪物は決して生まれた時から怪物ではなかった。本作は成功を夢見る初々しい20代のトランプが、伝説の弁護士に導かれて驚愕の変身を遂げ、トップへと成り上がるまでの道のりを暴く、トランプ本人が上映阻止に動いたことも話題の鬼才アリ・アッバシ監督による衝撃作。
セバスチャン・スタン&ジェレミー・ストロング、ゴールデングローブ賞Wノミネートの名演を披露!
このたび解禁されたのは、あの“怪物”トランプがまだその姿を見せる前、伝説の弁護士ロイ・コーンからレクチャーを受ける、後の大統領には到底見えない頼りない一面を見せる貴重な本編映像。あの“怪物”がコーンによりどのようにして形成されたのか、見逃せない瞬間が満載の映像だ。
裁判で注目を集めたトランプ(セバスチャン・スタン)に取材のオファーが殺到。そこで電話口でロイ・コーン(ジェレミー・ストロング)はある記者に「各社が追いかけているが、独占インタビューさせてやる」と強気に宣言。
そして、トランプが電話を引き継ぎ、記者に話し始める。「話せてうれしいよ」とトランプが語ると記者は「訴訟が終わったら何をしたいですか?」と尋ねる。トランプは間髪入れずこう答える。「コモドアホテルを買収して、ニューヨークで一番のビルを建てるつもりだ。全米で一番だ」。すると隣にいたコーンが素早く耳打ち。「この世界で、と言え」。その瞬間、慌てたトランプは言い直す。「世界一だ!世界一の建物、最高のホテルにする。最高級の素晴らしいホテルだ!」。
さらに記者が「野心的ですね。その原動力は?」と質問を畳みかけると、トランプは勢いを増し、「勘が良いし、頭の回転も・・・」と答えるが、今度はコーンから「控えめに言え」と冷静な指摘が飛ぶ。慌てたトランプはすぐに修正。「謙虚さも忘れていない」と付け加えるも、後の祭りだ。ついにコーンが痺れを切らし、電話を取り上げる。「続きは直接話そう」と言い残して取材は終了。コーンの期待通りの受け答えができず、トランプは小さく「すまない」と謝るのだった。
このエピソードには、後に圧倒的な存在感を放つトランプの初々しさと成長物語の片鱗が色濃く刻まれている。阿吽の呼吸でやり取りを行うセバスチャン・スタン&ジェレミー・ストロング、トランプが怪物に変貌していくにつれて2人の演技もどのように変化するか必見だ。
『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』
2025年1月17日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
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