ダコタ・ジョンソン×ショーン・ペン 『ドライブ・イン・マンハッタン』秀逸な脚本&本編映像が一部解禁!


ハリウッド2世代スター、ダコタ・ジョンソン×ショーン・ペンによる大人のためのヒューマンドラマ『ドライブ・イン・マンハッタン』(原題:Daddio)が2025年2月14日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国公開。この度、本作を鑑賞した各界の著名人から絶賛コメントが続々と到着した!そのコメント全文と、真夜中のタクシーで偶然出会った二人の会話が垣間見える脚本と本編映像の一部が解禁!

年齢について世間に問題がある」
「私が太陽を何周したかがそんなに重要?」
劇作家による脚本に魅了される──!

この度、解禁した脚本と本編映像は、ショーン演じる経験豊かなタクシー運転手の会話に、ダコタ演じるキャリア女性がだんだんと心を開いて話をしているシーン。タクシーを走らせてしばらくしたところで運転手が何気なく女性に年齢を訪ねると、女性は「その質問には答えない」と返す。「なぜ?」と理由を聞く運転手に、女性は「意味がない」と答える。女性は「年齢について世間に問題がある。24歳か 34歳かで私に対する世間の見解がまったく変わる」と続ける。男と女の“違い”が浮かび上がってくるシーンだ。

そして女性は「30になったら女の価値は半減」と言い、「私が太陽を何周したかがそんなに重要?」と運転手に投げかける。年齢に関しての何気ないやり取りから広がる、深く知らない者同士の会話の面白さと奥ゆかしさ。本作ではこのシーンのように、二人の細やかなリアクションを映し出しながら、“もう二度と会うことのない二人だからこそ”の会話がどんどん繰り広げられていく。

【脚本】
CLARK 年は26くらい?
GIRLIE その質問には答えない
CLARK なぜ?
GIRLIE 意味がない
CLARK 年齢に問題でも?
GIRLIE 年齢について 世間に問題がある
24歳か 34歳かで 私に対する世間の見解がーー
まったく変わる
CLARK まさか
GIRLIE 女にとっては そう
紛れもない事実
30になったら 女の価値は半減
CLARK なるほどね、事実だ
GIRLIE でしょ
CLARK あんたは20代に見えるが
その賢さからいくと もう50代かもしれないな
GIRLIE 私が太陽を 何周したかがそんなに重要?
CLARK そうじゃない ただ理解の足しになると思ってね

劇作家、脚本家、漫画家など“言葉を綴るプロ”の著名人 から絶賛コメントが 到着!

劇作家としてキャリアを重ねたクリスティ・ホールが手がけた脚本が光る本作に、劇団☆新感線主宰のいのうえひでのり、音楽家・文筆家の菊地成孔、脚本家・映画監督の北川悦吏子、文筆家の清田隆之(桃山商事)、作家・演出家・俳優の松尾スズキ、漫画家の松本千秋、作家・演出家・俳優の山田由梨、ライターのよしひろまさみちから、絶賛コメントが届いた 。

<以下、 コメント 全文 > ※敬称略/五十音順

いのうえひでのり (劇団☆新感線 主宰・演出)
面白かった。
会話劇なんだけど、ミステリーな味わいが引き込ませる。
徐々に明かされる二人それぞれの過去とヒミツに目が離せない。

菊地成孔 (音楽家 /文筆家)
ニューヨーク市街がこんなに魅力なく、会話劇がこんなに刺さらない映画もない。2人の男女の魅力は枯れ果てている。どれだけ荒廃してもパワフルだったアメリカの都会は底をついた。そこがこの映画最大の意義と魅力だ。

北川悦吏子 (脚本家・映画監督)
ヒロインが宝石のように美しく、圧倒されました。
最初から最後までタクシーの中だけの話なのかと、そこを一番期待して見ました。
そして、本当にそこだけで、見せきっていました。
初老のタクシー運転手と乗客の若い美女。ふたりの話と思いきや第三者の出し方はアイデアです。しっとりとした冒険作だと思います。

清田隆之 (文筆家・「桃山商事」代表)
ワンナイトの関係って、ラブだけじゃなくダイアローグでも成立するんだって思いました。不思議で豊かな時間や関係が、そこかしこにあふれている社会でありますように。

松尾スズキ (作家・演出家・俳優)
タクシーに運転手と客。あるのは会話だけ。聞いただけでも尻込みする。でもずっと見ていられる。なにも起きないのはわかっていて、それなのに、コクがある。会話と演技、それだけで勝負する俳優二人の凄み。逃げ場がないからおもしろい。

松本千秋 (漫画家/「トーキョーカモフラージュアワー」)
女は女であり、男は男であることを辛辣に突きつけてくる作品。
余りにもリアルなコミュニケーションのすれ違いと、
複雑に湾曲した美化の連続に息が苦しくなる。
私はラストまで、『綺麗事なし』の現実を観たのだと思う。

山田由梨 (作家・演出家・俳優)
誰にも知られたくない後悔や傷、迷い、自分のどうしようもないところを、見知らぬ相手になら話せるかもしれない。
人は、こんなふうに癒し合うことができるのだと気付かされる美しい時間があった。

よしひろまさみち (映画ライター)
真夜中、都市部空港からのタクシー。このシチュエーションだからこそ成立するオトナの会話を、こうもドラマチックに演出できるとは。セリフと表情だけに込められた芝居の凄みに圧倒される100分。

『ドライブ・イン・マンハッタン』
2月14日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷他全国公開
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