- 2025-2-21
- ENTERTAINMENT
年度アカデミー賞®において作品賞ほか8部門にノミネートされたレイフ・ファインズ主演、エドワード・ベルガー監督最新作『教皇選挙』が3月20日(木・祝)よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開。
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本作は、カトリックの総本山バチカンで、トップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>の内幕を描く極上のミステリー。ジャーナリスト兼作家のロバート・ハリスの原作を、『裏切りのサーカス』(11)でアカデミー賞®にノミネートされたピーター・ストローハンが脚色し、Netflixオリジナル映画『西部戦線異状なし』(22)のエドワード・ベルガー監督が映画化。アカデミー賞®最有力との呼び声も高まる中、つい先日発表された英国アカデミー賞では作品賞ほか最多タイとなる4部門を受賞した。
世界初公開!? 新ローマ教皇誕生のカギを握る、教皇選挙<コンクラーベ>投票の瞬間
ローマ教皇の死去後、もしくは辞任後に執り行われる新しいローマ教皇を選ぶ教皇選挙<コンクラーベ>は、14億人以上のカトリック教徒のみならず、世界中が注目する一大イベント。しかし、その舞台裏は徹底した秘密のベールに包まれ、メディアの立ち入りも一切禁止。外部からの介入や圧力を完全に遮断し、ごく一部の関係者しか知ることはできない。そんな極秘の密室=教皇選挙<コンクラーベ>の投票シーンが、このたび解禁に。世界中の誰もが見たことがない投票の過程を明かす、本編映像となっている。
映像はシスティーナ礼拝堂の重い扉が閉じられる瞬間から始まる。絶対不可侵となった堂内を静寂が支配する中、ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)が前に出て「“私は教皇を選出する”の下の余白に、しっかり読める文字でお書きください」と告げ、全108人の枢機卿が一斉にペンを握り、次期教皇に相応しい枢機卿の名前を記す。名前を書き終えたローレンスはミケランジェロの「最後の審判」を前に、「私の証人となる主キリストを呼びます。主は私の投票が選出されるべき方に与えられることを審判なさる」と誓い、静かに用紙を投票箱に入れた。
イタリア語・ラテン語での演技に挑戦した名優レイフ・ファインズ
新ローマ教皇誕生のカギを握るその神聖な瞬間と、緋色の法衣に身を包んだ100人超の枢機卿たちの蠢きとのコントラストは圧巻!さらに細部の正確性を重視していたレイフ・ファインズは、「舞台はイタリアなので、ローレンスがコンクラーベで発言するときはイタリア語を話すべきだと主張しました」と話すように監督と議論を重ね、イタリア語での演技を披露。本編ではラテン語で祈りをささげるシーンもあり、750年以上続く選挙のルールを厳密に守りながら、速やかに次期教皇を選ぶ責務を負い、そのプレッシャーと苦悩を表現した名優レイフ・ファインズの演技も必見だ。
『教皇選挙』
3月20日(木・祝) TOHOシネマズ シャンテ 他 全国ロードショー
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