アーノルド・シュワルツェネッガー、日本のファンに再び「I’ll be back!」

10年ぶりの復帰主演作『ラストスタンド』のPRのため来日したアーノルド・シュワルツェネッガーが21日、記者会見に登場しました!!
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▲アイル・ビー・バック!


シュワ氏は、20日にプライベート機で韓国から到着し、空港では大勢のファンがお出迎え。
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▲ファンに手をふるシュワちゃん。
今回が14回目の来日で、初来日は1972年だったというシュワ氏は、「以来、友人に会うため、プロモーション、コマーシャル撮影などで何回も日本に来ている。前回の来日はカリフォルニア州知事だったとき。そこで「I’ll be back」と約束したとおり、俳優としてまた日本に戻ってこれてとてもうれしい。日本に来るたび、これほど熱心なファンはいないと確信しているよ」と、親日家ぶりをアピール。
出演する作品を決める基準は“国際的に受け入れられるかどうか”だそうで、復帰作に選んだ『ラストスタンド』は、「伝統的なアクション映画で、チェイス、戦い、撃ち合い、スタントがたっぷり。最初から最後まで息もつかせぬ内容」なのだとか。
さらに彼が演じたレイ・オーウェンズという人物は、これまでの映画で演じたヒーローとは違うタイプ。「過去にLAPDで活躍した人間だが、心も体も傷つき、年老いて、田舎町で保安官になったという、今までとまったく違うキャラクターであることも魅力だった」と語っていました。
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また、州知事としての経験が、俳優業にいかされているか? という質問には、「州知事と俳優はまったく違う仕事のように見えるが、実際のところ、知事室に座っていると、毎日、教育、貧困、法律、環境、経済、雇用創出、ヘルスケアなど、あらゆる問題に対処することが求められる。自分が想像した以上に、多くの人々が困難に立ち向かい、痛みを抱えていて、夜も眠れない日々を送っているということを知ったんだ。それは私の世界観を変えたし、演技、役づくりにも影響している」とのこと。
世界最強のボディビルダーからハリウッドの大スター、そして移民でありながらカリフォルニア州知事になるなど、アメリカンドリームを体現してきたシュワ氏。
「子どもの頃は世界一のボディビルダーになるのが夢だったが、その後、世界チャンピオンタイトルを13個取って夢が叶った。そこで映画で主役を張れる俳優になろうと思い、その夢も現実になった。次はカリフォルニア州知事になろうと思ったら、2カ月後にその夢が叶った」と栄光のプロフィールを自ら披露。
また、俳優業に戻ってきたが、今後はこれまでのキャリアを組み合わせた活動をしていきたい、と語り、エコ問題、雇用創出、経済の活性化などに興味があると語っていました。
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▲吉田沙保里選手とシュワ氏。
その後、シュワ氏のファンで、レスリング女子で五輪3連覇を成し遂げた吉田沙保里選手が登壇。シュワ氏は「1人の人間がオリンピックで3つも金メダルを取ったというのは本当に信じられない。さらに彼女が活躍を通じてたくさんの人々に運動をしようという気持ちを与えたことは金メダル以上に素晴らしいことだと思う」と吉田選手を褒め称え、「ハリウッドに来て女性のアクションヒーローになって欲しい」と突然のオファー!? 吉田選手もかなり乗り気な様子でした。
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▲吉田選手からプレゼントされた兜を持つシュワ。
最後に日本のファンに向けて、「熱心なファンのおかげで僕の映画は毎回ヒットしている。日本に帰ってくるのはとても楽しみ。だからまたここでI’ll be back!と言っておこう」と、再び来日することを宣言していました!!
『ラストスタンド』
4月27日全国公開
共同配給:松竹/ポニーキャニオン

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