- 2014-7-4
- NEWS
公開中の映画『her/世界でひとつの彼女』は、ホアキン・フェニックスが演じるセオドアとスカーレット・ヨハンソンが声を演じた世界初の人工知能OS“サマンサ”との、ありえないはずの恋を中心に進む、愛おしさ、切なさがぎゅっと詰まったラブストーリー。
この映画にはセオドアを支え、翻弄していく3人と“ひとつ”の女性が登場します。
◆超優しいエイミー
Photo courtesy of Warner Bros. Pictures
セオドアの親友であるエイミー(エイミー・アダムス)は、セオドアと同じマンションに暮らし、妻と別れて傷心しているセオドアを心から心配する一番の理解者で超優しい女性。彼に新しい女性を紹介しようともしますが、自分もちょっとした事がきっかけとなり、長年の結婚生活を終わらせることに。
◆超厳しいキャサリン
Photo courtesy of Warner Bros. Pictures
セオドアの元妻キャサリン(ルーニー・マーラ)は、成功している神経科学者。セオドアの支えと愛情を一身に受け輝かしい結婚生活を送っていましたが、だんだんと自己を見せるようになった彼女はセオドアに別れを告げます。セオドアと再会を果たす場面の彼女は以前と雰囲気が変わり、セオドアの恋の相手がOSだと知ると、「リアルな感情と向き合えないなんて悲しい」とはっきり言い放ちます。
◆超必死なデート相手
Photo courtesy of Warner Bros. Pictures
サマンサと出会ってすぐの頃、恋人を探すようにサマンサに言われたセオドアはネットで知り合った美しい女性(オリヴィア・ワイルド)とブラインドデートを試すことに。話もはずみ、いい雰囲気になる2人でしたが、デート相手はセオドアに「これっきりならないわよね? 私ももう時間がないのよ」とセオドアに改めて確認。その必死な様子にセオドアは彼女の期待に答えられないと悟るのです。
◆超可愛いサマンサ
Photo courtesy of Warner Bros. Pictures
様々な葛藤や想いを抱える3人n女性たち以上に、人生にときめいている“ひとつ”の女性、それがヒロインのサマンサ。セオドアと出会った彼女は、彼と生活する中でちょっと感情的で、誰よりも人間らしい女性に成長。2人は恋に落ち、サマンサの中に「セオドアに触れたい」という感情が芽生えていきます。
▲左から、オリヴィア・ワイルド、ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、スパイク・ジョーンズ監督。
エイミー・アダムスはスパイク・ジョーンズ監督の演出について「スパイクは人間、特に女性の視点や女性の感情の動きに興味があるから、女性たちの気持ちをリアルに描けたのだと思う。彼は時間をかけて彼女たち自身のことと、彼女たちとセオドアの関係について私たちに理解させてくれた。彼女たちが、それぞれセオドアとどう向き合っているのかがとてもよく映し出されていると思う」と語ります。
ルーニー・マーラは「スパイクは初め、私はキャサリン役には若すぎると思っていたようだけど、私が強く希望したの。二人の輝かしい結婚生活のフラッシュバックから、彼らの歴史、二人の間で何が変わっていったのかを感じる事ができると思う」と、セオドアとキャサリンの関係についてコメント。
さらにたった一度のデートの相手役となったオリヴィア・ワイルドは、本作への参加を熱望したそう。
「この脇役は、スパイクが必要なパズルのもう一つのピースだから、気に入ったの。だから彼が望む通りに、この物語に役立ち、完ぺきにするために、セオドアがサマンサと恋に落ちるきっかけになるものを作り出したいと思ったわ」
ありえないはずの恋でしたが、親友エイミーの後押しもあり、セオドアは恋人としてサマンサと真剣に向き合うことを決意。しかし感情的で繊細な彼女は彼を次第に翻弄するようになり、そして彼女のある計画により恋は予想外な展開へ。”一人(セオドア)とひとつ(サマンサ)”の恋のゆくえは?
この個性豊かな女性たち。あなたのタイプはいったいどのタイプ? 物語とあわせて、キャラクターたちにもご注目あれ!
Photo courtesy of Warner Bros. Pictures
『her/世界でひとつの彼女』
公開中
公式サイト