- 2015-10-23
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23日、東京国際映画祭の特別招待作品『サヨラナの代わりに』の記者会見が行われ、主演のヒラリー・スワンク(41)が登場しました!
▲ヒラリー・スワンク。
『サヨナラの代わりに』は、自宅をハイセンスなインテリアで飾り、ホームパーティーでは手作りの料理を振る舞うような誰もが憧れる存在だったものの、難病ALSを発症したことから人生がいっぺんしてしまった女性ケイトが、介助人として雇った大学生ベックとかけがえのない絆で結ばれる様子を描いたヒューマンドラマ。『ボーイズ・ドント・クライ』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度もアカデミー賞主演女優賞に輝いたヒラリーと映画『オペラ座の怪人』のヒロイン役で美しい歌声を披露したエミー・ロッサムが共演しています。
この作品で主演兼プロデューサーもつとめたヒラリーは「友情、愛についての本当に美しい物語だと思ったのです。ALSという病気は原因も治療法もわかっていません。私が演じたケイトとエミーが演じたベックは、予期せぬ友情を逆境のなかで育みます。そこにパワフルで美しいものを感じたのです。そして人生は短い、だからこそ一瞬一瞬を大切に生きなければいけないと思いました」と物語の魅力をアピール。
8歳のとき俳優になりたいと思い、夢を叶えた彼女ですが、「俳優として素晴らしいことは演じることでたくさんの贈り物があること。キャラクターの立場になることでその人の世界観があり、自分の世界観も広がっていきます。人生で大切なのはあるがままの100%の自分であることで、それを見てもらうこと。ケイトはベックに贈り物をしますが、ベックもケイトに同じものを返しているんですよ」と語りました。
そんな彼女自身も、一瞬を大事に生きるために、誰かのことをふと思い出したとき、そのままにせずメールしたり電話したりしているとか。さらに「今、捨てられた動物や子どもたちと一緒に時間を築くことで責任感をはぐくむためのチャリティを立ち上げようとしているところなのです。なので充実しているけれど、とても忙しい。そんな1日のなかでも仕事をストップしてお休みする時間を作っています。そこでハイキングや犬の散歩をしたり、本を読んだり。それに次のプロジェクトを探すこと、新聞や本などをよんだりしていろいろアンテナを張ってます。だから時間があるとき、なんてないんですよね」とコメント。
また、共演のエミーはオーディションのテープを見て、「ベックのフリースピリットを持ち合わせていて、彼女しかいない」と思ったというヒラリー。「プロデューサーのいいところは作品にそういう部分で関わっていけること。彼女との共演は本当に素晴らしかった」と振り返っていました。
『サヨナラの代わりに』
11月7日(土)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA他全国ロードショー!
配給:キノフィルムズ
©2014 Daryl Prince Productions, Ltd. All Rights Reserved.
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