映画『リリーのすべて』ファッションに込められた想いとは!?

3月18日(金)より公開される映画『リリーのすべて』。先日、妻ゲルダ役のアリシア・ヴィキャンデル(27)が初ノミネートにして見事、 第88回アカデミー賞助演女優賞に輝き、日本公開に向けてますます期待が高まっています!
©2015 Universal Studios. All Rights Reserved.
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さらに、年間を通して最も注目を浴びた衣装デザイナーやスタイリストを表彰する第18回衣装デザイナー組合賞(CDG)にて時代劇部門(Period Film)を受賞。
受賞者であるパコ・デルガドは、トム・フーパー監督、エディ・レッドメイン出演の『レ・ミゼラブル』(12)でアカデミー賞、英国アカデミー賞、放送映画批評家協会賞、衣装デザイナー組合(CDG)賞、サテライト賞など数々の賞にノミネートされており、本作では1920年代の美しい衣装で見事な表現力を発揮しています。
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パコは本作でエディを女性役にするという難しいヘアメイクに挑戦しており、「リリーらしさを出すために色や髪型を色々と試したが、リリー自身も実際に何が自分に似合うかを色々試したに違いない。初めは過剰に女性的にしようとしていたが、次第にナチュラルな容姿になっていった。舞踏会のシーンでは、可愛らしいドレスを着て初々しく、段々リリーらしいスタイルになった。衣装やヘアスタイルを通じて変化を考えたんだ」と語っています。
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主演のエディ・レッドメインは「興味深かったのは、衣装やメイクの担当者と協力しながら、主人公がリリーに変化した瞬間を見つけることだった。その作業の方がもっと複雑だったよ」と話し、アリシア・ヴィキャンデルは「ゲルダはとても芯の強い女性で、そんな彼女の性格はパリ時代のファッションや彼女の制作した絵画にも表れているわ」と明かしており、衣装にも一人ひとりの感情の変化やその時代背景が反映されていることがわかります。
トム・フーパーの美しい映像とともに、美しい1920年代が表現された見事な衣装にも注目です!!
STORY

1926年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するようになるー。

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©2015 Universal Studios. All Rights Reserved.
『リリーのすべて』
配給:東宝東和/lili-movie.jp
R15+
3月18日(金)全国公開

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