- 2017-1-25
- NEWS
1月24日22時過ぎ(日本時間)に発表された第89回アカデミー賞。映画『20センチュリー・ウーマン』で、マイク・ミルズが脚本賞(オリジナル)にノミネートされました。
今作は、脚本と共に監督も務めたマイク・ミルズが、自身の母親をテーマに描いた作品で、監督の分身のような少年と母親との絆が描かれています。
マイク・ミルズは、X-Girlのロゴデザインを担当し、同年代のソフィア・コッポラらと共に90年代のNYグラフィックシーンを牽引した中心人物で、マガジンハウスの雑誌「relax」の表紙をデザインするなど、日本のカルチャーとも馴染みの深い人物です。
『サムサッカー』(05)で映画監督としてデビューし注目され、自身のゲイの父親をモデルにしたユアン・マクレガー主演の前作『人生はビギナーズ』(10)が世界中で高く評価され、父親役のクリストファー・プラマーが、第84回アカデミー賞で助演男優賞を受賞しました。
今回の『20センチュリー・ウーマン』は、6年ぶりの待望の新作でアメリカでは、先週末29館から650館に一挙に拡大公開されるなど話題を集めているそう。
長編映画デビュー3作目にして、早くもアカデミー賞ノミネートを果たし、受賞への期待も高まる
『20センチュリー・ウーマン』は、6月、丸の内ピカデリー/新宿ピカデリーほか全国公開されます。