- 2017-2-15
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ゴールデングローブ賞では史上最多7部門受賞を果たし、先日発表された本年度アカデミー賞では、あの『タイタニック』にならぶ史上最多14ノミネートを達成。作品賞を受賞した場合はミュージカル映画として、2003年『シカゴ』以来14年ぶりの快挙となり、今月27日の受賞発表に期待が高まる超話題作『ラ・ラ・ランド』。2月24日(金)の公開を前に、主人公のセブ&ミアが辿る『ラ・ラ・ランド』ロケーションを紹介!!
セブとミアは、セブが渋滞の高速道路で出遅れたミアに激しクラクションを鳴らし、その後も無礼な態度でミアを無視するなど最悪な出会いから始りますが、いつしか恋に落ち、お互いの夢を応援しあう仲に。しかしその後、ふたりは再びすれ違い始めることに…そのふたりの物語を色鮮やかな世界観へと導くのがロマンティックなファンタジーの街LA、そのLAの魅力を劇中のロケーションと共にご紹介します!
【110フリーウェイと105フリーウェイの交差点】
ロサンゼルス国際空港から東に伸びる105フリーウェイと、南北に伸びる110フリーウェイが交差する部分で、ここからは遠くにダウンタウンの摩天楼が見える。このオープニングの群舞シーンの撮影は、週末、フリーウェイのこの部分を閉鎖し、ほんのわずかな時間で40℃近くある中、ワンテイクで行われた。
【ワーナー・ブラザースのスタジオ】
女優になる夢をかなえようと、田舎町からロサンゼルスへ出て来たミアが、バリスタとして働きながら、オーディションを受ける日々を送るスタジオのカフェ。映画に出てくるこのカフェの外の風景は、実際にワーナー・ブラザースで撮影されたもの。ただし、ショップの内観は、映画のために作られたセット。
【グリフィス・パーク内のFern Dell Park】
ミアがイエローのドレスを着てセブとダンスをする、この映画の最も印象的なシーンが撮影された場所。広大の大な敷地にグルフコース、テニスコート、動物園などがあり、地元の人に愛されている。このシーンのナンバー『A Lovely Night』はエマのお気に入り。セブとミアの波長が初めて合う瞬間で、6分にも及ぶシーンがカット無しで撮影された。
【グリフィス・パーク天文台/プラネタリウム】
グリフィス・パークの中にある天文台は、過去に『理由なき反抗』から『イエスマン“YES”は人生のパスワード』など、数多くの映画のロケに使われている。ただし、プラネタリウムの中のシーンは、撮影用に作られたセットで撮影された。振付師のマンディ・ムーアにとって、この映画の一番の見どころはこのプラネタリウムのナンバー。ワイヤーの上でライアンとエマがワルツを踊るという構成にし、「無重力ダンス」と名付けた。
【The Lighthouse Café/ジャズバー】
セブが演奏しているジャズバーの内観シーンは、LAにあるレストランやバーの場所を借り、映画にふさわしい飾りつけで撮影されている。ただし、店の名前が大きく書かれた外壁が出てくる The Light House Caféは、ハモサ・ビーチに実在するジャズバー。セブとミア2人の心がすれ違うきっかけとなる人物キース(ジョン・レジェンド)と出会う場所。
【Angels Flighrt/ケーブルカー】
ミアとセブが乗るケーブルカーは、L.A.ダウンタウンのヒル・ストリートにあるエンジェルズ・フライトという名の、ランドマークに指定されているケーブルカー。現在は動いていないが、この映画の撮影のために、特別に動かしてもらった。このケーブルカーの乗り場から道を渡ってすぐのグランド・セントラル・マーケットも、映画の中にちらりと登場する。
STORY
夢追い人が集まる街ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア(エマ・ストーン)は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから、二人はすれ違い始める―。
『ラ・ラ・ランド』
2017年2月24日(金) TOHOシネマズ みゆき座他全国ロードショー
© 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.
提供:ポニーキャニオン/ギャガ
配給:ギャガ/ポニーキャニオン
監督・脚本:デイミアン・チャゼル『セッション』
出演:ライアン・ゴズリング『ドライヴ』、エマ・ストーン『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、J・K・シモンズ『セッション』
http://gaga.ne.jp/lalaland/