映画『くるみ割り人形と秘密の王国』の美しすぎる本編映像が解禁

『美女と野獣』のディズニーが、不朽の名作「くるみ割り人形」をついに映画化。時代を超えて世界中から愛され続ける物語を、ディズニーが超一流のスタッフ&キャストを結集して実写映画化した『くるみ割り人形と秘密の王国』。
『くるみ割り人形と秘密の王国』main


愛する母を亡くし、心を閉ざしたクララが迷い込んだのは、 “花の国” ”雪の国” ”お菓子の国” ”第4の国”からなる<秘密の王国>でした。プリンセスと呼ばれることに戸惑うクララでしたが、やがて、危機に瀕した王国の戦いに巻き込まれていきます。それは、母が遺したメッセージを探す壮大な冒険の始まりでした――果たして、クララが見つける<真実>とは…? 映画という枠におさまらない壮大なスケールで描かれる、美しすぎる映像世界-この冬、究極のプレミアム・ファンタジーが開幕!
本作の基にもなっている「くるみ割り人形」は、音楽や絵本、舞台など様々な形で語り継がれ、現在も変わらず世界の人々に愛されている名作。その中でもバレエ界では代表的なタイトルで、特にクリスマス時期には世界中で上演されるほど。今回映画化にあたりディズニーは、バレエの要素を本作に取り込むことを最も重要なことと考え、一流のバレエダンサーの起用を決めました。
それが、ミスティ・コープランドとセルゲイ・ポルーニンです。ミスティは、黒人女性として初のプリンシパル・ダンサーとなった逸材。人種の壁や偏見を乗り越え、不屈の精神で夢を叶えたバレリーナとして、人々のリスペクトを集めているます。そしてもう一人のダンサー、セルゲイは世界三大バレエ団のひとつである英国ロイヤル・バレエ団に入団し、史上最年少男性プリンシパルに上りつめましたが、人気絶頂で電撃退団。タブーとされるタトゥーを全身に入れバレエ界きっての異端児といわれながらも絶大な人気を誇っています。
本作の製作を務めたマーク・ゴードンは「「くるみ割り人形」は、とても有名なバレエだ。ただ僕たちはバレエ映画を作っているわけじゃない。世界に出て行こうとしている少女についてのストーリーを作っているんだ。でも、ストーリーテラーとしての僕たちにとって、また観客にとって、史上最も偉大なバレリーナの一人を見るのは非常に重要だと感じていたんだ。ミスティが本作で演じることに興味を持ってくれたことはとても幸運だった。ミスティとセルゲイが一緒の場面は本当に素晴らしいよ」と映画に“バレエ”をただ盛り込むのではなく、作品に敬意を表し、また最高のシーンとなるようにキャスティングからすべてこだわり抜いたようです。
『くるみ割り人形と秘密の王国』ミスティ・コープランド
ミスティはディズニーからのオファーに驚きを隠せなかったようで「出演依頼があった時には、もちろんその答えは考える必要もないくらいに明白でした! スケールの大きいディズニー映画に出演できるなどとは思ってもみませんでしたし、私がバレエを始めたきっかけとこれまでのキャリアと深いつながりのある作品ですから、まるで夢のようです」と当時を振り返っている。
今回はそのシーンの一部を公開。近年CG技術を駆使した映像が多い中で、“舞台”をイメージしたアナログな装飾をあえて盛り込み、ミスティやセルゲイらのバレエがより際立つ演出が施されている、「映画の中に、伝統的で美しいバレエを入れることは、僕たちにとって重要だった。このバレエのシーンの中で、ストーリーの一部を語ることが出来たんだ」とマークはバレエの演出で物語を描くという画期的な手法を用いたことに自信をのぞかせています。
当時の撮影現場についてセルゲイは「全てがすごくカラフルだったんだ。あの中に身を置くのは…なんと表現すれば良いんだろうか? 子供がおとぎ話の世界に入ったような感じとでも言うのかな。あるいは、子供がテーマパークに行ったような気分。色が本当に美しいんだよ。輝いていたり、暗かったり。とてもマジカル。その印象が強烈に残っているね」と振り返り、出演者も役に没入できるほどの、クオリティの高いセットが用意されていたことがわかリマす。
また、このシーンは主人公のクララやキーラ・ナイトレイ演じるシュガー・プラムが観劇するシーンということで、ミスティのダンスを目の当たりにしたキーラは「彼女のダンスは素晴らしかったわ。このシーン全体を撮影するのに1日12時間ほど3、4日間くらいかけていて、その中で彼女らは踊っていたの。彼女は足のあちこちに氷のパックをつけていたわ。体力、忍耐力は本当に凄かった。彼女はとても素晴らしいわ。」と華やかな映像の舞台の裏ではミスティをはじめとするダンサーたちの並々ならぬ努力があったことが明かされました。
美しく煌びやかなファンタジーの世界を実写化することに長けているディズニーが新旧の技術を駆使して描いた映像世界は必見! 豪華で美しい世界と華やかな衣装、そしてチャイコフスキーの不朽の名曲に彩られた、 “究極のプレミアム・ファンタジー”が、この冬、見るもの全てを美しき王国へいざないます!

『くるみ割り人形と秘密の王国』
11月30日(金)全国ロードショー

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