- 2020-4-14
- NEWS
新型コロナウイルスの感染拡大により、自主隔離を行っているのはセレブも同じ。この辛い時期をみんなで乗り越えたいという思いから、SNSでメッセージを発信したものの、大炎上してしまうことも。
Justin Bieber Instagram
▲ジャスティン・ビーバーとヘイリー・ビーバー。
その理由は、言葉のセレクトだったり、どうしようもない経済格差だったり…。普段ならばスルーしがちなことでも、この時期だからこそ、人々の心を逆なでしてしまうようです。
「僕たちは恵まれている」ジャスティンの言葉が炎上
インスタグラムのライブ配信でケンダル・ジェンナー（24）とトークしたジャスティン・ビーバー（26）。自己隔離の生活について語った2人ですが、ジャスティンの言葉に反発する人が続出。超リッチなファミリーの一員であるケンダルにも批判の声が上がりました。
「僕たちはどれだけ恵まれているか。この時期、明らかに多くの人々がひどい状況なんだ」とジャスティン。ケンダルは間髪入れず「私もいつも同じことを考えてるわ」と返しました。
「そういう人たちが僕たちを見ると…僕たちは一生懸命働いて、この今の状況があるわけだから、罪悪感を抱く必要はないんだけど。苦しんでいる人のことを考えるのは大事なことだと思うんだ」
ジャスティンの言葉にケンダルは同意。
こうしたやりとりは本当に苦しんでいる人に寄り添っている言葉ではないと非難の的に。
「ジャスティン・ビーバーは自分が一生懸命働いたから、自己隔離中も恵まれている、そう言ったんだよね!? そうだね、ヘイリーとケンダルは一生懸命働いてリッチな家に生まれたと思うよ」
「ジャスティン・ビーバーが 貧乏人に同情してくれて嬉しい 。彼とケンダルは一日のうち少なくとも10秒は、自分たちがどれだけ恵まれているかを考えることに時間を割いている」
こうした不満をツイートする人が多く、「苦しんでいる人たちのことを考えている」ことが全く伝わらず、かえって逆効果になってしまいました。
サム・スミスの涙に突っ込んだセレブも
先月、自己隔離中の映像をインスタグラムにアップしたサム・スミス（27）。
「みんな、こんにちは。これは奇妙な、奇妙な、奇妙な時間。うん、とても、とても奇妙なんだ」「今、家の中にいる。ちょっと頭痛とアレルギーがあるんだけど、大丈夫だと思う」
「今は変な時期なんだ。みんなに愛を伝えたかった。 無事であることを願ってるよ」
白のTシャツ姿でこう語ったサムですが、別の投稿では「隔離でメンタルが崩壊する段階だ」とテキストを添えて、涙を流している写真を公開しました。
こうした一連の投稿から、自己隔離のためにメンタルが不安定になっていると報じられたサム。彼を心配する声が寄せられる一方で、批判の声もあがりました。
Sam Smith Instagram
▲サム・スミス。
約16億円の自宅に住んでいるサムに対して、声をあげたのがリッキー・ジャーヴェイス（58）。ゴールデン・グローブ賞の司会を5年間務めた彼は、毎回会場のセレブを凍りつかせるほどの強烈な辛口トークを繰り広げる強烈キャラです。
Ricky Gervais Instagram
▲リッキー・ジャーヴェイス。
「（NHS= 英国の国営医療サービス事業のスタッフは） 14 時間のシフトで勤務しているし、文句を言っていない。 マスクを着けて、自分自身と彼らの家族の健康を危険にさらした後、苦しみを引きずっているんだ」「けれど、プール付きのマンションに住んでいる人が文句を言っているのを見た。正直言って、そんな言葉は聞きたくないね」
リッキーは英紙『The Sun』でこうコメントしました。
厳しい言いようですが、最前線で闘っている医療従事者の立場に立てば、そう思うのも当然かもしれません。