米誌『VOGUE』編集長アナ・ウィンター、新型コロナウイルス以降のファッション業界のあり方を提案

米誌『VOGUE』編集長のアナ・ウィンター(70)がナオミ・キャンベル(49)のYouTube番組「No Filter With Naomi」に出演。新型コロナウイルスの感染拡大を経た後のファッション界について語りました。

Anna Winter Instagram
スクリーンショット 2020-04-23 22.52.22
▲アナ・ウィンター。


新型コロナウイルスが収束したら、アナはファッション業界が何のために存在するのかを「再考」する必要があると主張。新型コロナウイルスというものを経験した結果、ファッション業界におけるいらないものや過剰なものの量を考え直さなくてはならないと付け加えました。

YouTube
スクリーンショット 2020-04-24 09.02.55

「私たち全員が、自分たちの業界を見つめ、自分たちの生活を見つめ、自分たちの価値観を再考し、浪費や多額のお金、消費、過剰なものについて真剣に考える機会だと思う。ファッションエディターは、”サステイナブルをより重視すること”と”ラグジュアリー、創造性、クラフトをより重視すること”をしなければならない」と述べました。

また、業界は「スローダウン」する必要があり、人々は常に次の新しいものを探すのではなく「もっと楽しまなくてはならない」と指摘。

今後は、ファッション・ウィークの規模を縮小し、ショーや派手なイベントを減らし、ファッションが本来あるべき芸術性にもっと焦点を当てる必要があることが明らかになってきた、と付け加えました。

ページ上部へ戻る