ブラッド・ピット、白髪メガネで全米で最も注目される”あの人”に変身

ブラッド・ピット(56)が人気テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演。これまで見たことのない、なぜか七三分けのグレイヘアにメガネという姿で登場しました。

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彼が演じているのは、米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長(79)。アメリカ政府の新型コロナウイルス対策チームの顔であり、トランプ大統領の定例記者会見でよく隣に立ってる、あの人です。

ファウチ博士はこれまで6代の大統領の元でアドバイザーを務めた人物。トランプ大統領の見解に反対の意見を述べるなど、国民からの人望は厚く、ニュース番組でその姿を見ない日はないほど。いまのアメリカになくてはならない存在です。

なぜブラピが、それもSNLでファウチ博士を演じているかというと、本人からのリクエストがあったから。今月、CNNに出演した際、「SNL(サタデー・ナイト・ライブの略)で誰かがあなたを描くとしたら?」と尋ねられたファウチ氏。「思いつきませんね」と答えたものの、幾人かのハリウッドスターの名前を挙げられたところ、「ブラッド・ピットですね」と答えたのだとか。

そんな経緯があって実現したブラピ演じるファウチ博士は、スキットのなかでトランプ大統領の実際のコメントの数々に反応。絶妙な切り返しで笑いを誘います。

そして最後に、グレイヘアのウィッグとメガネをとったブラピは本物の博士に感謝の意を。「この不安な時期に、あなたの冷静さと明晰さに感謝します。そして、医療従事者、初期対応者、彼らの家族にも感謝します」と述べました。

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