エマ・ワトソン、あの炎上案件について自身の考えを表明

7日、大ヒット小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者、J・K・ローリング(54)がトランスジェンダーの人々に対して嫌悪的なツイートをしたとして炎上。それを受けて、映画「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニー役を演じたエマ・ワトソン(30)が自身の考えを表明しました。

Emma Watson Instagram

「トランスジェンダーの人たちは、自分でどういう存在なのかを宣言するのです。そうじゃないと誰かから常に指摘されたり、その存在を問われたりするのではなく、自分たちの人生を生きる資格があります」
「私と世界中の多くの人々が、あなたという存在を見て、尊重し、愛していることを、トランスジェンダーのフォロワーの人たちに知っておいて欲しいんです」

とツイートし、トランスジェンダーを支援する2つの団体に寄付することを明らかにしました。

炎上したJ・K・ローリングのツイートは、「生理のある人にとって、コロナ後の世界をより平等にするために」というタイトル記事についてのコメント。「”生理中の人”。確か、 そういう人たちのための言葉があったはずよ。誰か助けてちょうだい。ウンベン? ウインプンド? ウームド?」と、彼女は記事のタイトルをからかったのです。このタイトルは、トランスジェンダーの人たちへの配慮からそう表記しているのですが、J・K・ローリングのツイートだと、「なぜ女性と書かないのか」「女性という言葉はないのか」と暗に批判しているようにも受け取れてしまいます。

この件については、映画「ハリー・ポッター」シリーズのハリー役、ダニエル・ラドクリフ(30)もすでに意思を表明。「トランスジェンダーの女性たちは女性です」と断言し、彼女たちを支持する考えを示しました。

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