- 2020-9-13
- ENTERTAINMENT, NEWS
- クロエ・ジャオ, ノマドランド, フランシス・マクドーマンド, 第77回ベネチア国際映画祭
『ノマドランド』が、第77回ベネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞! アメリカから、フランシス・マクドーマンドとクロエ・ジャオ監督の受賞コメントが到着しました。
(主演:フランシス・マクドーマンド)
見るからに、私たちはベネチアにいません!私たちはパサデナのローズ・ボール(L A郊外のドライブインプレミアを行った場所)にいます。本当にありがとう。私たちチームみんなから、金獅子賞にお礼を言いたいです。素晴らしい。そして、知って欲しいのは、クロエ(・ジャオ)、サーチライト(・ピクチャーズ)、全製作チーム、一緒に旅をした25人の仲間、私たちを生活に加えてくれた、バンで移動し続ける、ノマドたち…彼らの全ての息がこの映画を形作っていること、そうよね、クロエ?
(クロエ・ジャオ監督)
はい。個人的なことでは、私のパートナーである、ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ、私たちの撮影監督にも感謝したいです。彼なしではこの映画はできなかった。
(フランシス・マクドーマンド)
ある意味、この奇妙な世界で、あなた方の映画祭に私たちを参加させていただいたことに感謝します。私たちは本当に加えていただいたことを嬉しく思います。
また路上で会いましょう!
(クロエ・ジャオ監督)
路上で会おう!
ベネチアから2021年映画賞レースに向けて火蓋が切られる
フランシス・マクドーマンドは、『スリー・ビルボード』でアカデミー賞主演女優賞受賞し、その絶対的な存在感で世界を圧倒。
2018年3月、アカデミー賞授賞式で、全ての女優・女性監督・映画製作者たちに自分たちのストーリーを世界に送り届けるよう鼓舞した感動のスピーチの記憶も新しい、2度のオスカーに輝く名優フランシス・マクドーマンドが、今世界が最も必要としている物語を、新作映画として世に送り出しました。
撮影ではマクドーマンド自らが実在のノマドたちの中に身を投じ、ドキュメンタリーとフィクションの境界を超えた、新しい表現ジャンルを開拓。主演だけでなく製作としても携わる、マクドーマンドの渾身の新作として、世界が待望!
メガホンを取ったのは、アメリカ西部に生きるロデオライダーたちの姿を力強くも痛切に描いた『The Rider(原題)』(17未)でインディペンデント・スピリット賞の作品賞・監督賞ほか4部門にノミネートされ、マーベル・スタジオが贈るアベンジャーズに続く最強ヒーローチームを描いた超大作『エターナルズ(原題)』(2021年劇場公開)の監督にも抜擢されたクロエ・ジャオ。
『The Rider』でもタッグを組み、『ゴッズ・オウン・カントリー』(17)では大自然の荘厳な映像美をスクリーンに焼き付けた撮影監督ジョシュア・ジェームズ・リチャーズと共に、アメリカ西部の厳しくも壮大な自然や、路上の崇高な美しさのなか、一日一日を懸命に生き延びながらも、誇りを持って自由を生きるノマドの生き様を映し出します。
ベネチア国際映画祭の金獅子賞受賞を皮切りに、いよいよ2021年に向けて映画賞レースがスタート。引き続き『ノマドランド』に注目です!
『ノマドランド』
2021年1月、全国公開。
(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.