- 2020-10-23
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オスカー女優ニコール・キッドマンが刑事役に初挑戦し、ゴールデングローブ賞主演女優賞ノミネートを果たした最新作『ストレイ・ドッグ』が10月23日(金)よりTOHOシネマズシャンテ他にて全国順次公開されます。
本作の主人公、刑事エリン役のニコール・キッドマンは、特殊メイクを施して顔かたちを変え、激しい暴力シーンや銃撃戦にも臆せず、かつてない汚れ役に挑戦。キャラクターに複雑な陰影を与えたその演技は、全米マスコミから大きな注目を集め、「こんなキッドマンは見たことがない」と絶賛を呼び、2019年ゴールデングローブ賞・主演女優賞にノミネート。そのチャレンジ精神と演技力は高く評価されました。
メガホンをとったのは日系女性監督カリン・クサマ。脚本を読んで役を熱望したニコールと四つに組み、強烈かつ緊張感みなぎる演出でドラマを牽引。同じくロサンゼルスを舞台にした『L.A.大捜査線/狼たちの街』『ヒート』『ドライヴ』などの傑作に連なるLAノワールの世界を強烈なタッチで描き上げました。
<過去に決着をつけるため、17年の月日を経て動き出す…冒頭映像解禁!>
今回解禁となった冒頭映像では、怒りと絶望に満ちた17年の歳月で野良犬のような風貌になってしまったエリンが眩しそうに目覚めるシーンから始まります。たどたどしい足取りで向かった先は、早朝の放水路。そのそばに立つ鉄塔の下には、腹ばいになった男の射殺体がありました。死体の傍らには38口径の拳銃と、防犯対策用の紫の染料に染まった1ドル紙幣。そして死体の首には3つの丸い入れ墨が…。「犯人を知ってる」と謎めいた言葉を呟き現場を後にするエリン。酒に溺れて手のつけようのないエリンを疎ましく思っている同僚は、苦々しい表情で「なら教えてくれよ、刑事」と声を掛けるが、エリンは振り向きもせず、単独で犯人の行方を追う―。
「撮影は常に体当たりで進めていった。監督の熱意とパワーに感化される形でいい演技ができたわ。」と大絶賛するニコール・キッドマン。新生ニコール・キッドマンを生み出したカリン・クサマ監督は、実際の犯罪多発地域を含むロサンゼルス全域でオールロケを敢行。女性監督ならではの視点で女刑事の激情と哀切を描き切りました。
『ストレイ・ドッグ』
10月23日(金)
TOHO シネマズ シャンテ他全国順次ロードショー