米誌『VOGUE』12月号の表紙を飾ったハリー・スタイルズ(26)。同誌創刊初となる男性単独表紙でのいでたちはジャケットとドレスという、ハリーらしいコーデ。インタビューではワン・ダイレクションへの想い、新型コロナウイルスが落ち着いた後の計画など、赤裸々に語りました。
メディテーションで目の前のことを楽しむように
1日2回、ピラティスとメディテーションを行っているというハリー。「メディテーションは僕の人生を変えてくれたんだ。食べ物でもコーヒーでも、友達と一緒にいても、本当に冷たい池で泳いでいても、目の前で起きていることを楽しむことができるようになった気がする」と語っています。また、メディテーションを行うことによって、2020年の騒動を乗り切るのに役立っていると感じているのだとか。
コロナ後は東京へ
ワン・ダイレクションについても言及。「僕はこのバンドにいた時間が大好きだった。初めてのことばかりだったし、できるだけ多くのことを学ぼうとしていたんだ。それを満喫したいと思っていた…. それが今の旅が好きな理由だと思う」とコメントしています。
そして、新型コロナウイルスが落ち着いたあとには、なんと一時的に東京に引っ越すことを考えているそう! 「東京には尊敬と静けさがあって、行くたびに本当に気に入っていたんだ」と説明しています。
自分の壁をなくした先にある楽しさ
この撮影のために6日間のジュースクレンズを行ったというハリーは、グッチの白のドレスの他、キルトスカートなど、ジェンダーレスな着こなしを披露。ファッションに関して自身の哲学を次のように語っています。
「服というのは、楽しんだり、実験したり、遊んだりするためにあるものなんだ」「男性用の服と女性用の服という垣根を取り払ってしまえば、自分たちが遊べる領域が広がるのは明らかだよ。時々お店に行くと、女性の服を見て、すごいなと思うことがある。何でもそうだけど、自分の人生に壁を作っていると、自分を制限しているだけなんだよね。洋服で遊ぶ楽しさがあるんだ。それが何を意味するのか、あまり考えたことがないんだけどね。ただ、それは、自分のクリエイティビティが広がることなんだよ」
誰にとっても安全な状態でライブを
今年4月からスタートする予定だったワールドツアーはリスケジュールして、来年の2月からに変更。ファンにとっても待ち遠しい瞬間です。
「誰にとっても安全な状態になった時のツアーを楽しみにしているんだ」とハリー。キャリアの初期の頃、ステージ恐怖症に悩まされ、パフォーマンス前に吐いてしまうこともしばしばあったといいます。
「自分が台無しにするのではないかといつも思ってたんだよ」と振り返り、ファンへの想いを明かしました。「でも、信じられないほど寛大なファンの方々に囲まれていることは本当に幸運なことだと感じているんだ。彼らは感情的にも寛大で、ショーに来てくれた時にはたくさんのことをしてくれて、このような雰囲気を作り出してくれているんだよ。いつもとても愛情深く、受け入れてくれていると感じている」
短期間だけれど東京に住んでいたこともあるハリー。その日を楽しみに待ちたいですね。