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映画『ネクスト・ドリーム／ふたりで叶える夢』（12月11日（金）全国公開）で主演、母ダイアナ・ロス譲りの歌声で歌唱デビューを果たしたトレイシー・エリス・ロスが、“2020 E! ピープルズ・チョイス・アワード”の“ファッション・アイコン賞”を受賞しました。

ピープルズ・チョイス・アワードは、アメリカのテレビ局E!が1975年より実施しているテレビ・音楽・映画に贈られる歴史のあるエンターテインメントの賞。現地時間11月15日（日）に米カリフォルニア州サンタモニカのバーカー・ハンガーで開催された授賞式には、日本でも話題となったBTSが4冠を果たしたほか、セレブ達が華やかに続々登場しました。

トレイシーが受賞したファッション・アイコン賞は、”ファッションにおいて最も影響を与えた人物に贈られる“賞。コロナで暗い話題ばかりの中、トレイシーはゴージャスなアレキサンダー・マックイーンの白いドレスに黒いサイハイブーツ、Ana Khouriのジュエリーを身にまとい圧倒的な存在感で、 努めて明るくパワフルに受賞スピーチで喜びを爆発させました。

受賞スピーチでは、「ダイアナ・ロス（母）は私にとって最高の母親であり、ファッションアイコン。母のクローゼットは史上最高のファッションの遊び場で、すべてにおいて私にファッションの力を見せてくれた。ファッション・スタイルとはお金をつぎ込めばよいというものではなく、どんな服を組み合わせるのかが大事で、スタイルとは服そのものではなく、組み合わせよ」と、 20世紀のポップ・ミュージック・シーンにおいて最も成功した一人である母・ダイアナ・ロスへの感謝を述べました。

さらに、「自由になるために、強くなるために、そして、自分らしさを表現するために、長年クローゼットで着せ替え遊びをした。ファッションを通して、私は本当の自分を探しながら、クリエイティブな表現を身につけることが出来たの。
自身の内面を反映するようなファッションを心がけているわ。あなたがファッションに興味を持った時が、変革の時よ。ファッションをスーパーヒーローのマントの様に最大の武器にして、自身の魅力を最大限に表現しよう！皆さん、引き続きがんばりましょう。まだまだやる事があります」と語り、
「I‘m a fashion icon!（私はファッションアイコンよ!） 」の言葉と共にと力強く授与されたトロフィーを突き上げ、メッセージを送りました。

混沌とした時代の中で、自信の信念を貫き、アメリカでニュー・スタイルアイコンとして強固たる存在感の誇るトレイシー。ダコタ・ジョンソンと共に主演を務める、最新作『ネクスト・ドリーム／ふたりで叶える夢』は、“「『プラダを着た悪魔』（06年）を彷彿とさせる」―エスタ―・ザッカーマン（Thrillist）“と評され、
『イエスタデイ』（09）、『ブリジット・ジョーンズ』シリーズ、『ラブ・アクチュアリー』（03）、『ノッティングヒルの恋人』（99）、『アバウト・タイム　～愛おしい時間について～』（13）ら、世界中の女性たちの共感や憧れ、
人との絆を音楽を交えながら心温かく描き、数々の感動ドラマを放ったワーキングタイトルが製作。　

本作では、ハリウッドの煌びやかだが、厳しい音楽業界を舞台に、「世の中へ素敵な音楽を届けたい」という共通の夢のもと、頂点を極め、現状から脱却したいと悩む歌姫と、そのアシスタントが周囲の人々を巻き込んで大奮闘、紆余曲折を描いています。

出演は、伝説の歌姫の下っ端アシスタントで、業界での成功を夢みるマギーをダコタ・ジョンソンが等身大に演じます。一方、ハリウッドの音楽業界に君臨するも、現状の評価を失うリスクを背負ってでも新曲制作にチャレンジしたい
伝説の歌姫、グレースをトレイシー・エリス・ロスが微笑ましく華やかに演じます。

そのほか、『WAVES／ウェイブス』で大注目を浴びたケルヴィン・ハリソン・Jr.がプロのミュージシャンを目指すデヴィッドを、ミュージシャンのアイス・キューブがグレースのマネージャー ジャック役で出演。

信念が強くポジティブだが、独りよがりなマギーと業界で大御所ゆえに孤独なグレース。一人で考えるだけでは叶わない夢も、二人なら、もっと多くの人となら、その夢は実現できる。互いの誤解から生まれる確執を乗り越え、“人との絆”が奇跡を起こします。

本作は、ダコタ史上最高にかわいい！との呼び声高く、さらに“歌唱デビュー”となるトレイシー・エリス・ロスが、母譲りの圧巻の歌声を披露。アメリカでは新型コロナウイルス感染症の拡大により、劇場の再開を待たずに、少しでも観客の気持ちを前向きにと応援すべく、いち早く配信されました。

『ネクスト・ドリーム／ふたりで叶える夢』
12月11日(金)全国ロードショー！