テイラー・モムセン(27)が「Today」のインタビューで、出演作『グリンチ』での経験について語りました。
出演時は7歳だったというテイラーは「大人になった今でも心に響いているのは、初めてレコーディングスタジオに入って、素晴らしいジェームズ・ホーナーと一緒に仕事をしたことよ」「そして、この美しいスタジオに入って、目の前にある完璧なコンソールを前にして、ヘッドフォンを装着して、初めてマイクに向かって『Where Are You Christmas』を歌ったときのことを決して忘れないわ」と語りました。
「それは私の人生の中で衝撃的な瞬間だったわ。レコーディングスタジオにいるのが好きなんだと思わせてくれたからね」と語るテイラー。現在、女優業ではなく、ロックバンド『プリティー・レックレス』のボーカルとして活躍しているのも、このときの影響が大きかったのかもしれません。
そんなテイラー、共演者のジム・キャリーについては、次のように語っています。
「彼はとても優しくて、心配りができていて、でも自分のしていることに対しては、とても几帳面だったのを覚えているわ。あんなに若くても、彼を見ながら『今、アーティストの仕事を見ているんだ』と思ったのを覚えてるの」
「『グリンチ』が人々に愛されているのは、シンプルに物語の核となっているものがとてもスウィートで、温かい心で満ちていて、良いメッセージを持っているからだと思うわ」とテイラーは、この映画のメッセージ性についてコメントしました。
公開から20年近く経ってもなお、人々から愛される映画『グリンチ』。このシーズンに欠かせない作品です。