現在、『ミッション:インポッシブル』7作目を撮影中のトム・クルーズ(58)。英紙『The Sun』が、撮影現場でスタッフに対して声を荒げてキレるトムの音声を公開しました。
同紙によると、ソーシャル・ディスタンスを守らなかったスタッフ2人にトムが激怒。トムと思われる声の主は「彼らは僕たちのためにハリウッドに帰って映画を作っているんだ!」「僕らは数千という雇用を創出しているんだぞ、このクソが!」「謝罪はいらない! 業界がシャットダウンして家を失った人に伝えろ!」「僕たちは絶対にこの映画をシャットダウンさせない! わかったか? もしまた同じことをしたら、君はクビだ!」などと、すごい剣幕で怒鳴っています。
会話のなかに何度も「fuc*ing」という言葉が出てくることから、トムの怒りは相当の様子。ロンドンから北西におよそ30キロメートル離れたリーブスデンにあるワーナー・ブラザース・スタジオの50人のスタッフは、トムの怒り爆発に唖然とした状態だったといいます。
同作の撮影は、今年2月下旬にイタリア・ヴェネツィアで行われていたところ、パンデミックにより中断。9月にようやく再開し、イタリアでのロケも行いました。普段のトムのキャラとは異なるようなキレっぷりは驚愕ですが、業界全体のためにも二度と中断したくないという思いは想像に難くありません。