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父ジェイミーさんが2008年より後見人となって財産を管理されているブリトニー・スピアーズ（39）。ドキュメンタリー番組「Framing Britney Spears」の配信がスタートし、メンタルヘルスに対する偏見と女性蔑視の犠牲になったブリトニーの姿は人々に大きな衝撃を与えました。そんな彼女をいま支えているのが恋人のサム・アスガリ（27）。どういう人物なのかあまり知られていませんが、この度、米誌『Forbes』のインタビューに答えました。

イランのテヘランで生まれ育ったサム。12歳の時、彼はアメリカに行く機会を得ましたが、その時は家族全員が一緒ではなかったそうです。

「父はアメリカにいて、5年ほど会っていなかった。アメリカでは全く違う言語を話すことになり、カルチャーショックを受けたのは間違いないね。英語は一言も話せなかったし、やっと友達に慣れてきたのに、新しい生活を始めるために友達を置いていかなければならないような時期だった」

アメリカに到着すると、サムはスポーツに没頭。体操から始めて、その後はサッカーにのめりこんだのだとか。大学でサッカーをやめたあと、体重が増加。彼は身体的な側面だけではなく、栄養学のコースを経て栄養学を学んだことで、自分に応用し、理想の自分に変身することができたそう。

♦フィットネスは見た目だけのものじゃない

サムの減量と健康への情熱は、すぐに彼の家族や友人、一般の人々を鼓舞し始め、最終的には彼が今日世界に提供している「アスガリ・フィットネス・プログラム」を生み出すきっかけとなりました。

「人々が僕に感化されているのを見て、他の人を助けるために何かをしようと決心したんだ。僕にとってフィットネスとは、見た目だけではないんだ。フィットネスはメンタルヘルスやモチベーションの向上にも大きく関わってくる。自分を大切にしていれば、家族や友人にとってベストな自分になれるんだよ」

♦ブリトニーの指名を受けてMVに出演

高校時代に舞台裏の仕事をしていたサムは、俳優を目指すようになったといいます。フィフス・ハーモニーのミュージックビデオ「Work From Home」に出演した際、自身のソーシャルメディアのフォロワー数が大幅に増加したことに気付いたのだとか。

当時を振り返ってサムは次のように語っています。

「僕はすでにミュージックビデオで有名になっていたから、それを理由に別のミュージックビデオをやりたくなかったんだ」「テレビに出たかったし、映画にも出たかった。演じることにおける戦略としては、ミュージックビデオから離れることだったんだよ。でも、親友があるプロジェクトに取り組んでいて、「Slumber Party」の主役を選んでいるチームを紹介してくれた」

「Slumber Party」はブリトニーの通算9枚目となるアルバム『Glory』からの大ヒットシングルです。

「ブリトニーが個人的に僕の写真を選んでくれて、ミュージックビデオに出演してほしいと言ってくれたんだ。友達が電話してきて、『お前に出て欲しいって言ってくれたんだ。信じてくれ、出たいだろう』と言われた。僕はそれが誰の撮影なのかは知らなかった。それは秘密のプロジェクトだったんだよ」

♦尊敬する俳優はドウェイン・ジョンソン

サムは何千ものオーディションを受けた後、NCISのゲスト出演などを経て、そしてHBO MaxとApple TVの未発表のプロジェクトに着地したといいます。尊敬する俳優は、WWE出身でありながら俳優としてハリウッドで大成功を収めた異色の経歴を持つドウェイン・ジョンソンだそう。

♦ブリトニーとの関係を次のステップへ

27歳の誕生日を迎えたばかりのサムは、年を重ねるごとに自分が成長していくことを実感しているようで、自分の将来に何を一番求めているのかに焦点を当てているといいます。

「僕の人生の優先事項は、謙虚さを保ち、自分がどこから来て、どこに向かっているのかを理解することなんだ。俳優としてのキャリアを次のステップに持っていきたいと思っているんだ。人間関係も次のステップに進みたいと思っている。父親になっても構わない。若いパパになりたいね」

ブリトニーをフィジカルとメンタルの両面で支えているサム。次のステップに進むことになるのでしょうか。