アカデミー賞国際長編映画賞受賞!『アナザーラウンド』に世界中から祝杯の嵐!!

今年のアカデミー賞監督賞・国際長編映画賞の2部門にノミネートされ、話題沸騰中のマッツ・ミケルセン主演映画『アナザーラウンド』。9月3日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開となります。そして4月25日(現地時間)に発表となった第93回アカデミー賞にて、監督賞・国際長編映画賞の2部門にノミネーションされ、見事国際長編映画賞を受賞しました!

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本作は、2020年第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出され、先日のゴールデングローブ賞外国語映画賞でもノミネートされたほか、ヨーロッパ映画賞作品賞ほか4冠、サンセバスチャン映画祭やロンドン映画祭、そしてつい先日第74回英国アカデミー賞では、監督賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞、外国語作品賞の4部門にノミネートを果たし、外国語作品賞を見事受賞するなど世界中で数多の映画賞を総なめにし、ますます日本のマッツファンの期待を高まらせています。

2012年、マッツ・ミケルセンがカンヌ国際映画祭男優賞に輝き、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『偽りなき者』(13)のトマス・ヴィンターベア監督と、北欧の至宝マッツ・ミケルセンの待望の再タッグが実現し、さらに同作で共演した、トマス・ボー・ラーセンや、ラース・ランゼも再登板、新たにマグナス・ミランが参加。さらに同作のトビアス・リンホルムと監督が共同脚本を務めるなど盤石の布陣が敷かれており、否が応でも期待が高まります。

マッツ・ミケルセン演じる冴えない高校教師とその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するためとんでもない実験に取り組むことに。仕事中でもお構いなしに酒を飲み常に酔った状態を保つと、授業も楽しく、生き生きとしたものになっていき、生徒たちとの関係性も良好になっていきます。同僚たちもゆっくりと確実に人生がいい方向に向かっていきます。しかし、実験が進むにつれ、だんだんと制御不能になり・・。という奇想天外なストーリーで、ビターな面も描きつつユーモラスな人生賛歌となっています。

監督のトマス・ヴィンターベアは、受賞の喜びを「妻のヘレン、子供たち、スタッフたち、投資家の方々、その他周りの人たちに感謝しています。キャストも全員素晴らしかった。特にマッツに感謝したい。映画のためだけでなく、娘のイダのために最高の演技をしてくれました。人生を祝福する映画を作りたかったんです。この映画の撮影4日目に娘が交通事故に巻き込まれて亡くなるという悲劇が起きました。本来彼女は本作に出演する予定で、とてもわくわくしていました。今も彼女がここにいて拍手してくれている気がします。イダ、奇跡が起きました、彼女も今この奇跡の一部に参加しているのです」と語っています。

『アナザーラウンド』
9月3日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開

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