ジェシカ・アルバ（40）が自身の会社「The Honest Company」が新規株式を公開。ニューヨーク証券取引所でオープニング・ベルを家族と一緒に鳴らしました。
4億1280万ドル（約450億円）という驚異的なIPOで注目を集めています。
ジェシカは、オープニング・ベルのイベントに夫のキャッシュ・ウォーレンと3人の子供たちオナー（12歳）、ヘイヴン（9歳）、Hayes（3歳）と一緒に参加。「The Honest Company」のエシカルな消費者へのアプローチにちなんで、家族全員が緑を基調とした服を着用しました。
「The Honest Company」は、カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とし、2012年に設立。安全かつ効果的なパーソナルケア、ビューティケア、ベビーケア、家庭用品を提供。これらの製品は、オンラインだけでなく、米国およびヨーロッパの3,200店以上の小売店で購入することができます。
同社の新規株式公開の価格は1株あたり16ドル（約1,700円）で、2,580万株が販売され、4億1,280万ドル（約450億円）を調達し、会社の評価額は14億4,000万ドル（約1,574億円）に達しました。
「The Honest Companyにとって、正式に公開企業となる記念すべき日」と語ったジェシカ。
「世界をより良い状態で次世代に残すことが、私たちの責任だと考えています。だからこそ、設立当初から、有色人種の女性として、透明性、信頼性、持続可能性、そしてすべての活動における深い目的意識という価値観に基づいて、多様性に富み、包括的で倫理的な企業を構築することが私の目標でした。すべての人と地球を大切にするビジネスです」
「CNBC」によると、同社はパンデミックの影響でベビー用品やローション、除菌剤などの需要が急増したことにより、好調な業績を収め、2020年中に約28％増加。売上高は約28％増の3億ドル（約330億円）に達し、おむつとおしりふきが売上の約3分の2を占めたといいます。
同社がオンラインビジネスを強化するとともに、サードパーティの販売店や、収益性の高いアジア地域を含む国際市場での存在を高めることを計画しており、今回の株式上場に至ったと報じました。
