現在、開催中のカンヌ国際映画祭での新型コロナウイルス感染対策と感染者数などについて、「Deadline」が報じました。
映画祭では、バイオ・グループの検査センターを介して毎日数千人の参加者が検査を受けている中で、1日あたり平均3人のケースが発生しているとのことです。
ワクチンを接種していない参加者は、48時間以内に陰性反応を示さなければ、パレを含む映画祭の一部に入場できないのだそう。また、一部のイベントでは、完全にワクチンを接種していることが条件となっているといいます。この検査は、米国を含むヨーロッパ以外の国から到着するワクチン接種者にも適用されるのだとか。
検査で陽性反応が出た場合、フランス政府は1週間の隔離を義務付けています。「このポリシーがどの程度厳密に実施されているかは不明ですが、少なくとも参加者は映画祭の重要な部分にアクセスできず、ウイルスを拡散させないという倫理的な負担を負うことになります」と同サイトは報じています。