回顧録を出版することが発表されたばかりのヘンリー王子(36)。すでにこの本で多額の報酬を得ているようだと米メディアが報じました。
王子は1年近くこの本に取り組んでいると報じられており、ペンギン・ランダムハウスが出版権を獲得したのだとか。回顧録といえば、2017年に、バラク・オバマ前米大統領が『 約束の地. 大統領回顧録Ⅰ』(『A Promised Land』原題)、ミシェル・オバマが『マイ・ストーリー』(『Becoming(原題)』をペンギン・ランダムハウスに合計6,500万ドル(約71億円)で契約を交わしたことが報じられました。
同じくペンギン・ランダムハウスが出版権をえたというヘンリー王子の回顧録。「Page Six」によると、ハリーは著書の前金(アドバンス)として2,000万ドル(約22億円)を受け取っている一方で、執筆を担当するピュリッツァー賞受賞のジャーナリストJ.R.モーリンガーは前金として少なくとも100万ドル(約1億950万円)を受け取っていると報じられています。
なお、ヘンリー王子は書籍に関する利益のすべてを慈善事業に寄付すると報じられています。
ヘンリー王子は声明の中で、「私はこれを、生まれたときの王子としてではなく、今の私として書いています」と述べています。「文字通りにも比喩的にも、私はこれまで多くの帽子をかぶってきました。私の希望は、私のストーリーを語ることで、いいことや悪いこと、失敗、学んだことなど、どこから来たかにかかわらず、私たちには思っている以上に多くの共通点があることを示す手助けができることです。私は、これまでの人生で学んだことを共有する機会を与えられたことに深く感謝しており、正確かつ完全に真実に基づいた私の人生の生の声を人々に読んでもらいたいと思っています」と述べています。回顧録は、2022年後半に出版される予定だそうです。