- 2021-8-30
- ENTERTAINMENT
- アナザーラウンド, マッツ・ミケルセン
今年のアカデミー賞国際長編映画賞を見事受賞し、話題沸騰中のマッツ・ミケルセン主演映画『アナザーラウンド』が、9月3日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開となります。
この度、公開に先駆けて本作を鑑賞した各界著名人より絶賛コメントが到着しました!
本作は、2020年第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出され、第78回ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネートされたほか、ヨーロッパ映画賞作品賞ほか4冠、サンセバスチャン映画祭やロンドン映画祭、第74回英国アカデミー賞では、監督賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞、外国語作品賞の4部門にノミネートを果たし外国語作品賞を受賞、そして第93回アカデミー賞にて監督賞・国際長編映画賞の2部門にノミネートされ、見事国際長編映画賞を受賞するなど世界中で数多の映画賞を総なめにした話題作です。
2012年、マッツ・ミケルセンがカンヌ国際映画祭男優賞に輝き、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『偽りなき者』(13)のトマス・ヴィンターベア監督と、マッツの待望の再タッグが実現した本作。2022年7月29日に全米公開予定のハリソン・フォード主演『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5作や、2022年公開予定の『ファンタスティック・ビースト3』など、話題の超大作への出演が相次ぎ、今や最も注目すべきイケオジ俳優の筆頭となったマッツが、「マッツ最高の演技」(INDIEWIRE誌)など各誌絶賛するほど、マッツ史上最高のパフォーマンスを披露しています。
マッツ・ミケルセン演じる冴えない高校教師マーティンとその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するためとんでもない実験に取り組むことに。仕事中でもお構いなしに酒を飲み常に酔った状態を保つと、授業も楽しく、生き生きとしたものになっていき、生徒たちとの関係性も良好になっていく。同僚たちもゆっくりと確実に人生がいい方向に向かっていった。しかし、実験が進むにつれ、だんだんと制御不能になり・・。という奇想天外なストーリーで、ビターな面も描きつつもユーモラスな人生賛歌となっています。
各界の酒をこよなく愛する著名人たちより絶賛コメントが到着! 毎晩お酒をたしなむ大久保佳代子は、「ほろ酔いの私は情が厚くて優しくて可愛いから好き。0.05%を意識しながら、生きてる素晴らしさを噛み締めるため今夜も飲みます」とコメント。
スナック放浪番組もやっていた小堺一機は、「何かを試す時は試す者も試される。次の場所に自分を連れて行くのは得るものと失うものがあるという覚悟だ。この映画はその勇気をあくまでも明るく教えてくれる、いくつになってもアナザ―ラウンドはあると!」とコメント。
酒にまつわる作品も多い金原ひとみは、「強い個として存在したくてお酒を飲むのに、私たちは飲めば飲むほど薄れてしまう。 この映画は人間の希薄さ浅はかさ、儚さを味わう宴だ。 悪酔い、二日酔い必至」とコメント。
マッツとプライベートでも交流のある小島秀夫は「トマス・ヴィンターベア監督は「偽りなき者」に続いて、俳優マッツ・ミケルセンを再び最大限に酔わせ、忘れられない芳醇な傑作を作り出した。社会に呑まれ、人生に冷めかけた観客を陽気に酔わせ、そっと包み込んでくれる。映画館を出た後も、この“映画酔い”はいつまでも終わりません。さらにラストでは酩酊状態を明日へのダンスへと変えてくれる」とつづります。
『東京都北区赤羽』原作者の清野とおるは、「酒と涙と男と男と男と男。 酒の良さと酒の悪さを、ここまで見事に表現した映画は他にないだろう。お酒飲みたい・・・けど、飲みたくない・・・けど、やっぱ飲みたぁ~い❤️」と酒への愛を叫ぶ。
そして、“元”酒好きの町田康は、「この映画を観ることは私にとってもひとつの実験でした。その実験によって得られた結果は、酒を飲んでも飲まなくても人間の中には時に純一なものが生じるということでした。」とつづっています。
<コメント一覧>※五十音順
ほろ酔いの私は情が厚くて優しくて可愛いから好き。0.05%を意識しながら、生きてる素晴らしさを噛み締めるため今夜も飲みます。
―大久保佳代子(タレント)
お酒を飲むことを、これだけ前向きに肯定してくれる映画はなかった。そしてその限界も。酒を愛するすべての人、必見。
―太田和彦(居酒屋評論家)
ほろ酔いは心地よく、泥酔は切ない。 北欧の中年男たちが身をもって示す真理に極東の初老男(私)は共感し、 新たな一歩への勇気をもらいました。
ー大竹聡(作家)
悩める男たちの青春物語が自分と重なって、こそばゆくも温かい気持ちになりました。 嬉しい時、悲しい時、勝負の時。飲んでたなぁ。
―おっくんの宅飲みグルメ 奥野奏(YouTuber)
強い個として存在したくてお酒を飲むのに、私たちは飲めば飲むほど薄れてしまう。 この映画は人間の希薄さ浅はかさ、儚さを味わう宴だ。 悪酔い、二日酔い必至。
―金原ひとみ(小説家)
この映画は、人生は エンターテイメント ではなく、ドキュ メンタリーだと改めて 気づかせてくれる。
―勝村政信(俳優)
何かを試す時は試す者も試される。次の場所に自分を連れて行くのは得るものと失うものがあるという覚悟だ。この映画はその勇気をあくまでも明るく教えてくれる、いくつになってもアナザーラウンドはあると!
ー小堺一機
トマス・ヴィンターベア監督は「偽りなき者」に続いて、俳優マッツ・ミケルセンを再び最大限に酔わせ、忘れられない芳醇な傑作を創り出した。社会に呑まれ、人生に冷めかけた観客を陽気に酔わせ、そっと包み込んでくれる。映画館を出た後も、この“映画酔い”はいつまでも終わらない。さらにラストでは酩酊状態を明日へのダンスへと変えてくれる。
―小島秀夫(ゲームクリエイター)
お酒好きもそうでない人も必見! 今までにない角度から、お酒と人生の楽しさ・可笑しさ・切なさを教えてくれる。
―小宮山雄飛(ミュージシャン)
酒と涙と男と男と男と男。 酒の良さと酒の悪さを、ここまで見事に表現した映画は他にないだろう。お酒飲みたい・・・けど、飲みたくない・・・けど、やっぱ飲みたぁ~い❤️
―清野とおる(漫画家)
これほど大真面目に、人が飲んだくれになっていく過程を描いた映画を初めて見た。ここには、酒飲みへの祝福と教訓とが奇妙に同居している。
―月永理絵(映画ライター、編集者)
この映画を観ることは私にとってもひとつの実験でした。その実験によって得られた結果は、酒を飲んでも飲まなくても人間の中には時に純一なものが生じるということでした。
―町田康(作家)
コメディとは信じられない。アルコールに頼ったその結末を知っているだけに鑑賞中ずっと泣きそうだった。
―まんきつ(漫画家)
アウトだよ。ダメだよね。ごめん、分かってんだよ。分かってんの。 でもね、でも、でもさ。こんな方法しか思いつかないの。ごめんね。
―光石研(俳優)
痛快にして痛切。 これは紛れもない人生賛歌です! 人生に祝杯を!そしてマッツ・ミケルセンに100%酔いしれろ!!
―りゅうじ(料理研究家)
『アナザーラウンド』
9月3日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開