- 2021-9-23
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- リンダ・エヴァンジェリスタ
90年代初頭のスーパーモデルブームを牽引したリンダ・エヴァンジェリスタ(56)。同時期に活躍したナオミ・キャンベル(51)やヘレナ・クリステンセン(52)が今でも現役なのに対し、表舞台に出てこなくなったリンダが、その理由を自身のインスタグラムで明かしました。
「今日、私は5年以上もの間、自分自身に言い聞かせ、苦しんできた過ちを正すための大きな一歩を踏み出しました。同じスーパーモデルだった同僚たちが活躍しているのに、私が表に出てこないことを不思議に思っているフォロワーの皆さん。その理由は、ゼルティック社のクールスカルプティングによって無残な姿になってしまったからです…。
ゼルティックのクールスカルプティングは、約束したこととは逆のことを行いました。私の脂肪細胞は減るどころか増えてしまい、痛みを伴って、失敗に終わったのです。2回の修正手術を受けた後も、私は永久に変形したままでした。メディアが表現したように、私は”見分けがつかない”状態になってしまいました」
脂肪除去治療を行う器具クールスカルプティングによって、逆に脂肪が増えてしまったことを打ち明けました。クールスカルプティングは、アメリカのFDA (米国食品医薬品局)の認可を受けた、手術を伴わない脂肪除去治療 。脂肪が低温に弱いという性質を利用し、脂肪を凍らせて脂肪細胞を除去するのだとか。アメリカではポピュラーな治療として知られているそうです。
◆体重が増えるだけでなく副作用で病気に
ところが、リンダはこの施術によって痩せるどころか、太ってしまい、副作用で脂肪細胞が小さくならずに大きくなるPAH(Paradoxical Adipose Hyperplasia)を発症。この発症リスクについて、施術前に説明を受けていなかったのだそう
今回、訴訟に踏み切ったことを明かしているリンダは次のように語っています。
「PAHは私の生活を破壊しただけでなく、私を深い憂鬱と深い悲しみ、そして最低の自己嫌悪のサイクルに陥れました。その結果、私は世捨て人になってしまいました…」
また、Healthlineによると、増加した脂肪沈の着は有害ではないものの、時間が経っても勝手に消えていくわけではないようです。この「非常にまれな」症状は、クールスカルプティングを受けた男性に最もよく見られるものだそうですが、女性にも影響が出ることがあるのだとか。
最近のパパラッチショットではルックスが変わったことを指摘されていたリンダ。全盛期の破壊力ある美しさが印象的なだけに、本人の苦悩も大きいのではないでしょうか。