- 2021-12-19
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- AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章
2人の女性から過去に性的暴行を受けたとして告発されたクリス・ノース(67)。「SATC」ではキャリーの恋人ミスター・ビッグを演じ、当時はモテ男の代名詞のような存在だった彼のスキャンダルに波紋が広がっています。
そんななか、女優でプロデューサー、監督でもあるゾーイ・リスター・ジョーンズ(39)が、インスタグラムでクリスとの経験について声明を発表しました。
ゾーイはクリスが経営するクラブで働いていたことや、彼が “仲間の女性プロモーターに性的な不適切な行為をした “と言われていることについて口を開きました。また、『ロー&オーダー』のエピソードで彼と仕事をしたことや、彼が撮影現場で酔っぱらっていたとされることについても語っています。
撮影現場では飲酒にセクハラ
「先週、友人から『And Just Like That…(原題)』のミスター・ビッグの死についてどう思うかと聞かれたので、正直、ホッとしたと答えた。なぜなら、プライベートの彼と俳優である彼を切り離せなかったから。彼は性犯罪者だ、と答えた」
「20代の頃、私はクリス・ノースが経営するNYのクラブで働いていた。彼が現れる数少ない機会に、彼は同僚の女性プロモーターと一貫して性的な不適切な行為に及んでいた。同じ年に『ロー&オーダー』にゲスト出演したんだけど、それは『SATC』から刑事に戻った彼の初エピソードだった。彼は撮影現場で酔っぱらっていたわ」
「私の尋問のシーンでは、テーブルの下に22オンス(650ml)のビールを置いて、撮影の合間に飲んでいた。あるテイクで彼は私に近づき、私の首筋の匂いを嗅いで、”いい匂いだね “とささやいた。私は何も言わなかった。クラブにいた友人も何も言わなかった。私たちがそうするのはとても稀なことだ」
「クリス・ノースは、女性たちがミスター・ビッグが象徴していると信じていた幻想を利用したのだ。そして、そのようなファンタジーは、しばしば感情的な混乱が盛んになるような環境を作り出す」
「おそらく、ビッグの死は、その幻想を悼み、女性として大衆文化を通じて与えられた男性の典型を解放し、その暗く蔓延した裏面に立ち向かうために、私たち全員が直面しなければならない共同体の悲しみなのだ」
今回のスキャンダルで俳優生命が終わったとも囁かれるクリス。今後の展開に注目したいところです。