トム・クルーズ、ついに来日!!「特別なことは何もしていない」カッコ良すぎる発言

主演作『トップガン マーヴェリック』の公開を前に、プロモーションのため3年10か月ぶりとなる来日を果たしたトム・クルーズ(59)。パンデミックにより、作品の公開は2年延びましたが、ついに日本のファンが待ち焦がれていた瞬間が!

都内某所で行われた記者会見には大物ハリウッドスターかつ、”ベスト・オブ・ザ・ベスト”トムの久しぶりの来日とあって、多くの報道陣が詰めかけました。

そんななか、開始予定時刻より20分ほど早く、会見がスタート! (トムが会場に早く到着したのだとか。そこで早く始めるのがトムですよね)

製作者のジェリー・ブラッカイマーと共に会場に登場したトムはカメラの前で、手を上げて爽やかな笑顔を見せました。

通訳の方としっぽり感ある2ショット

◆すべての正しい要素が揃って待望の続編が誕生

久しぶりに日本の地にたった感想を聞かれたトムは「とてもワクワクしているよ。この作品を携えてみなさんに会えたことが嬉しい。大きなスクリーンで楽しんでもらえるように作品を作ったんだ」と笑顔を見せました。

『トップガン』から36年ぶりの続編となる本作。制作することになった決め手を尋ねられたトムはーー。

「もちろんファンのみなさんのために作ったんだ。何十年も多くのファンのみなさんから続編を望まれていたんだけど、まだ準備ができてなかった。もちろんジェリーとまた一緒に仕事をしたいという思いもあったし、今がタイミングだという感じもあったんだよ。
また、観客の皆さんにコックピットの中に座っているような感覚を得てもらいたいという思いもあった。感情的なストーリーもね。そうした全ての正しい要素が揃ったところで、続編を作ることができたんだ」

「観るとわかるんだけど、本当にF18戦闘機の中にいるような体験をしてもらえる作品なんだ。僕たちふたりはスートーリーとシネマに対する愛を持っている。先端の技術を駆使しながらも、全てキャラクターが中心なんだよ。みなさんを楽しませつつ、感動的な作品になっている」

素敵な笑顔で世界中の女性を虜に

◆常にリアルを追求

映画を作る際には、常に限界を超えるように自分を追い込むというトム。
今回トムやキャストは、実際に戦闘機に乗り込んで空中シーンを撮影したといいます。

ジェリーは次のように語りました。

「トム・クルーズと仕事をするなら、リアルなものを作らないといけないからね。彼は自分自身が免許を持つパイロットなんだ。そこで、3か月間のトレーニングプログラムを作って、俳優たちは実際にF18に乗れるよう、そのトレーニングを受けたわけなんだ。
Gに耐性をつけなくちゃいけないからね。1Gとは自分の体重。撮影中、彼らは7Gや8Gを感じなくてはならない。これは自分の体重×7とか8ということ。それでないとF18には乗れないということなんだよ。
これを3か月かけて行って体制を作ったんだ。最初の『トップガン』のとき、俳優たちをF14に乗せた。でもフッテージで使えたのはトムだけだった。なぜなら、他の俳優たちは全員、吐くか失神するかだったからね。
今回、俳優たちは飛行機が上昇すれば、彼らも上昇するし、降下すれば、降下する。曲芸をすれば、曲芸をする。全部リアルなんだよ。映画の中で海軍の飛行士のようなことを実際に行っているんだ」

◆今のトム・クルーズができるまで

映画では自身でスタントを演じることで知られるトム。そんな彼も今年で60歳となり、いわゆる”還暦”です。
一作目の『トップガン』から36年。スクリーンでもリアルでも、トムには年齢を感じさせないエナジーが溢れています。「この36年間、どういう努力をして、どういうことを心がけてきたのか」についての質問も受けました。


「特別なことは何もしていないんだ、シンプルなんだけど、常にとにかく仕事を一生懸命すること。なぜなら、僕は夢を生きることができる幸いな人間だからね」
「常に勉強することが好きなんだ。自分を高めようと努力している。それは自分が行うこと、すべてに関してなんだ」
「常に超えなくてはならないという山がある。それは映画の作り手として有能であるよう、努力することなんだよ」


配信が当たり前のいま、大スクリーンならではの映画をつくり続けているトム。『トップガン マーヴェリック』の公開は、世界が正常を取り戻しつつある空気を後押ししているかのようです。

絶対的な大スターのオーラが!
鍛えたボディはアウトラインが若い!
会見の終わりにはこんなポーズも
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『トップガン マーヴェリック』
5月27日(金)全国ロードショー
東和ピクチャーズ

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