敗訴したアンバー・ハード、控訴を計画中

お互いの名誉毀損で争っていたアンバ・ハード(36)とジョニー・デップ(58)。1日(現地時間)、米バージニア州フェアファックス郡の裁判所の陪審はアンバーとジョニー、両方に名誉毀損の評決を下しました。アンバーは1,035万ドル(13億4千万円)、ジョニーは200万ドル(約2億6千万円)の損害賠償が命じられ、ジョニーが勝訴。

Newscom/Zeta Image
1日、フェアファックス郡の裁判所から出てきたアンバー・ハード(右端)、左は妹のホイットニー・ハード

ところが、アンバーは敗訴後、控訴を計画していると報じられています。

米紙『ニューヨーク・タイムズ』によると、アンバーの広報担当者であるアラフェア・ホールは、アンバーがこの判決を不服として控訴する予定であると語ったのだそう。

判決後、アンバーとジョニーは自身のインスタグラムで声明を発表。アンバーは控訴について一切触れていませんが、失望をあらわにしました。

「この評決が他の女性にとって何を意味するのか、さらに失望しています」「後退です。声を上げた女性が公に恥をかかされ、屈辱を受ける可能性があった時代へと時計の針を戻してしまうのです。この判決は、女性に対する暴力は深刻に受け止めなければならないという考えを後退させるものです」

いっぽうジョニーは「この裁判の当初からの目的は、結果がどうであれ、真実を明らかにすることでした。真実を語ることは、私の子どもたちや、私を支えてくれているすべての人たちのためにすべきことだからです。そのことをようやく達成できたと思うと、安らかな気持ちになります」と達成感を得たことを明らかにしています。

まだ彼らの泥沼裁判は続くのでしょうか――。

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