- 2023-2-13
- ENTERTAINMENT
- パク・チャヌク, 別れる決心
2 ⽉ 17 ⽇(⾦)より TOHO シネマズ ⽇⽐⾕他にて全国公開される『別れる決⼼』。
監督を務めるのはパク・チャヌク。『オールド・ボーイ』(03)で第57回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。その後『渇き』(09)、『イノセント・ガーデン』(13)、『お嬢さん』(16)など唯一無二の作品で世界中の観客と批評家を唸らせ続けてきた巨匠の6年ぶりの最新作は、サスペンスとロマンスが溶け合う珠玉のドラマです。
商業監督デビューからおよそ30年。今こそパク・チャヌクの軌跡を辿る!
雑誌「ユリイカ」2023年3月号は丸々1冊パク・チャヌク特集!!
青土社から刊行されている、毎回様々な作家・ムーブメントを深く掘り下げる芸術総合誌「ユリイカ」の2023年3月号にて、最新作『別れる決心』がいよいよ公開を迎えるパク・チャヌク監督の特集が決定、2月27日(月)より発売されます。
監督を務めた『JSA』(00)が、当時の韓国歴代国内興行収入を塗り替え大ヒット。作・土屋ガロン、画・峰岸信明による日本の同名コミックを原作とする『オールド・ボーイ』(03)は第57回カンヌ国際映画祭にて韓国映画初となるグランプリを獲得、パク・チャヌクの名は一躍世界に知られるところとなりました。翌年に自ら設立した製作プロダクション「MOHO Films」は日本語の「模倣」にちなんで名づけられているといいます。
その後も、『親切なクムジャさん』(05/ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門出品)、『サイボーグでも大丈夫』(06/ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品)とテーマ性のある作品を世に送り出し、『渇き』(09)で第62回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞。そして初めての英語作品『イノセント・ガーデン』(13)を発表し、同じく韓国出身のポン・ジュノ監督の初の英語作品『スノーピアサー』(13)では製作を務めました。前作の『お嬢さん』(16)は、第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門上映だけでなく、第71回英国アカデミー賞で英語圏以外の作品賞を受賞。世界中からの評価を得て、国際的な映画監督としての立場をさらに強固なものにしました。
今回発売される特集号では、昨年末に最新作『別れる決心』のプロモーションで来日した際のインタビュー記事や、昔から愛読し影響を受けていると明かす『ぼのぼの』の著者・いがらしみきおによる漫画、旧知の仲である小島秀夫によるエッセイ、西森路代らによる論考などが収録されています。
ユリイカ2023年3月号 特集=パク・チャヌク 定価:1,760円 発売日:2023年2月27日 出版:青土社 |
1992年に『月は…太陽が見る夢』で商業デビューをしてからおよそ30年。パク・チャヌクはいま何を模倣しようとしているのか。6年ぶりの新作『別れる決心』がまもなく待望の日本公開を迎える今こそ、改めてパク・チャヌクの軌跡を辿る映画ファン垂涎、永久保存版の1冊です。
『別れる決心』
2023年2月17日 TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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