『裸足になって』特別ビジュアルポスター6種!吉開菜央登壇『花椿』とのコラボも

第72回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された 『パピチャ 未来へのランウェイ』のムニア・メドゥール監督が手 がけた『裸足になって』<7/21(金)公開>。

©THE INK CONNECTION – HIGH SEA – CIRTA FILMS – SCOPE PICTURES FRANCE 2 CINÉMA – LES PRODUCTIONS DU CH’TIHI – SAME PLAYER, SOLAR ENTERTAINMENT

この度、今泉力哉監督『his』や、アルモドバル監督『パラレ ル・マザーズ』など話題の映画のビジュアルを手がけるアート ディレクター奥村香奈による“ダンス”をテーマにした特別ビジュアルポスター6種が解禁された!

併せて、美容・化粧品情報を中心に文芸やカルチャーを発信する『花椿』の 2023 年号(No831)と本作のコラボが決定した。

第 72 回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された 『パピチャ 未来へのランウェイ』のムニア・メドゥール監督が手 がけた『裸足になって』。北アフリカのイスラム国家、アルジェリ アで、内戦の傷が癒えきらぬ不安定な社会の中でバレエダ ンサーになることを夢見るフーリアは、貧しくもささやかな生活 を送っていた。しかしある夜、男に階段から突き落とされ大 怪我を負い、踊ることも声を出すこともできなくなってしまう。


すべてを失い、死んだも同然の抜け殻となったフーリア。そんな失意の中、彼女がリハビリ施設で出会ったのは、それぞれ心に傷を 抱えたろう者の女性たちだった。「あなたダンサーなのね。わたしたちにダンスを教えて」その一言から始まったダンス教室で、また再び“生きる”情熱を取り戻していく――。

この度解禁された特別ビジュアルは6種。いずれも、どんな状況下でも<踊る>ことを辞めない主人公フーリアの、しなやかな姿が切り取られると同時に、「離れていても心は一緒ね 太陽も消さないで」「決して立ち止まらない」「私は生きたい ちゃ んと呼吸して生きたいの」など、劇中で交わされるエモーショナルなセリフがそれぞれのポスターに載せられた印象的なものとなっており ます。デザインを手がけたのは今泉力哉監督『his』や、アルモドバル監督『パラレル・マザーズ』など数々の話題の映画のビジュアル を手がけるグラフィックデザイナー・奥村香奈。「踊るフーリアの強さ、美しさそして彼女が言葉にできない怒り、悲しみをポスターに留 められるようにデザインした」とコメントを寄せている。

併せて、美容・化粧品情報を中心に文芸やカルチャーを発信、“OUR ENERGY”をテーマに映画『裸足になって』の公開日と同 じ 7/21(金)に発刊される、資生堂の企業文化誌『花椿』2023 年号(No831)とのコラボも決定! エナジーは人を動かす原動力であり、エナジーに満ち溢れた人は美しく健やかであるー人それぞれにあるエナジーについて多角的に考える本号。 巻頭特集が「dance? #dance dance!」、そして、エナジーの象徴でもあるダンスに着目した巻頭ビジュアルストーリーとなってい ることにちなみ、米津玄師『Lemon』の MV では振り付け、出演するなど、ダンサーとして活躍しながら、自らの身体感覚、感情 に向き合い映像作品を手がけるクリエイターの吉開菜央がトークに登壇する本作の特別先行試写会イベントを 7/19<水>に開催。「自分で踊る」「踊りを見る」ことを通して感じられるエナジーを、映画や冊子を通してより深く感じることができるまたとない機会となっている。【イベント応募方法など詳細は『花椿』公式 SNS まで】(twitter /Instagram) @hanatsubakimag

主人公フーリアのダンスは、手話をモチーフにしたコンテンポラリーダンス。言語の壁を超えた肉体表現として、どんな台詞よりも雄弁 に私たちにその想いを訴えかける。抑圧された社会の中で、手を携えて立ち上がる女性たちとの交流を通じて、尊い慈愛と生きる 力強さを瑞々しく描き出す。本作を手掛けたのは第 72 回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された『パピチャ 未来へのランウェイ』のムニア・メドゥール監督。主人公フーリアを体当たりで演じたのは、ウェス・アンダーソン監督『フレンチ・ディスパッチ ザ・リ バティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』で、ティモシー・シャラメらと共演し、キュートな存在感を放ったことも記憶に新しい、アルジェリ ア出身の期待の新星リナ・クードリ。そして、製作総指揮は『コーダ あいのうた』でろう者の俳優として初めてのアカデミー助演男優 賞を受賞したトロイ・コッツァーが務めることも話題に。

本作の脚本も手がけたムニア・メドゥール監督は「アルジェリア社会を舞台に、現代の問題や、人間と言語の豊かさをもっと掘り下げ たいという気持ちがあった」と言う。北アフリカのイスラム国家であるアルジェリアは 1990 年代に“暗黑の十年”と呼ばれる内戦が勃 発、その治安回復と同時に膨大なテロ事件が起き、20 年以上が経った今でも癒えない傷が人々の心に隠されているのだ。「『裸 足になって』では、事故による変化に苦しむ若いダンサーの物語を語ることで、現在のアルジェリアの歴史に再び踏み込むことにした」 「私は元々、ドキュメンタリー映画出身だから、映画でフィクションに書き直すために、自分の記憶の奥や体験に迫るのが好きなの。 私自身、事故でかかとを複雑骨折した後、しばらく動けず、⻑いリハビリをしたことがあって、孤独や寂しさ、障害、そして何よりも再 起について語りたいと思っていたのよ」と明かし「フーリアは再生して、最終的にはもっと強い女性、つまり彼女自身になる。耐えるこ とにより偉大になったフーリアのヒロイン像は、傷つきながらも立ち上がるアルジェリアのイメージを想像して出来上がったわ」とコメント している。

『裸足になって』

配給:ギャガ
公式 H P:https:// gaga.ne.jp/hadashi0721

7 月 21 日(金)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー

©THE INK CONNECTION – HIGH SEA – CIRTA FILMS – SCOPE PICTURES FRANCE 2 CINÉMA – LES PRODUCTIONS DU CH’TIHI – SAME PLAYER, SOLAR ENTERTAINMENT

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