- 2023-11-13
- ENTERTAINMENT
- Da-iCE花村想太, ウォンカとチョコレート工場のはじまり, セントチヒロ・チッチ
12月8日(金)に全国公開される『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。
本作へ熱い視線が注がれる中、主人公ウィリー・ウォンカ役、日本レコード大賞受賞の5人組男性アーティスト・Da-iCE のボーカルを務める花村想太と、ウォンカの相棒的存在となる少女・ヌードル役、楽器を持たないパンクバンドBiSHの元メンバーセントチヒロ・チッチの完全吹替版キャストによる、主題歌「ピュア・イマジネーション」初お披露目となる歌唱イベントが都内にて行われた。
“完全吹替版” ”とは、一流の演技力と歌唱力を兼ね備えた豪華キャストが集結し、セリフも歌も完全に日本語で吹き替えをしている日本語吹替版作品のこと。本作では、アーティスト、俳優、芸人、ミュージカル声優、声優と各界の実力派が集結し、セリフだけでなく全13曲に及ぶ楽曲もすべてキャストが吹替を担当。そんな完全吹替版の中で初お披露目となるのが、主題歌「ピュア・イマジネーション」。実写映画化した『夢のチョコレート工場』(71)で工場長のウォンカが招待した子供たちにチョコレート工場を披露する場面で歌われた名曲である本楽曲は、純粋無垢なチョコ職人のウォンカが “世界一のチョコレート店を作る”という夢を叶えるために奮闘する、希望に満ち溢れた主題歌だ。
◆デュエットはまるでウォンカと彼の良き相棒となるヌードルのように息がぴったり
美しいメロディーと共に、舞台上には見るも華やかなウィリー・ウォンカの衣装を着飾った花村が登場。4オクターブを誇るとも言われる“奇跡の歌声”を持ち、2014年のメジャーデビュー以来、抜群の歌唱力で様々な音楽賞を受賞してきた彼は持ち前の声で、夢に向かって突き進むウォンカの決意や未来への希望を力強く歌いはじめると、会場は一気に花村の歌声の虜に。アップテンポになるリズムにのせて、ウォンカのジャケットカラーを基調とした鮮やかな赤の衣装をまとったヌードル役のセントチヒロ・チッチが登場し、手を取り合って階段を下りた2人は見事なデュエットをお披露目。伸びやかで情感溢れ、見事なハーモニーを奏でる2人のデュエットはまるでウォンカと彼の良き相棒となるヌードルのように息がぴったり。アーティストとしてステージへ立ち多くの観客の心を動かしてきた彼らによる生歌唱は会場全体に大きく響き渡り、見事歌い終わると会場からも大きな拍手が贈られた。
花村は「ピュア・イマジネーション」を初披露した感想を聞かれると、「よくこの会場(新宿バルト9)にはきてるんですが、ここの上(階段上のステージ)あるなと思いつつ、歌ったことなかったのでいつも来てる場所と違うような、魔法のような感覚になりましたね。一生自慢しようと思います(笑)」と初のお披露目をこの場所でできた喜びを打ちあける。一方でチッチは「ものすごく緊張したんですが、花村さんという信頼できる相棒がいたので緊張したときは花村さんをみながら歌いました。バルト9は私も映画を観にきてるので、この場所にいれて嬉しいです」と語りつつ、階段に飾られたカラフルなキャンディをみて「階段のキャンディも可愛くて・・・あとで食べます(笑)」と、緊張しながらも華やかに飾られた会場で今日のステージも心から楽しむことができたようだ。
「ピュア・イマジネーション」は、劇中ではウォンカ役の花村のみが歌う楽曲だが、今回は特別にデュエットで披露。「どんなピュア・イマジネーションになるのかと思っていたんですが、チッチさんはオクターブ上というすごい難易度の高い状態だったのでびっくりしました。声が綺麗で凄いなと思いました。」(花村)、「相談しながら練習もさせて頂いて、1人で練習してるときは不安だったんですけど、花村さんが“どんとこい!”と言ってくれるのでオクターブ上でも緊張しながら届けられたかなと思います。吹替のときは花村の声を聞きながら吹き替えたのですが、心に話しかけるように歌を歌ってらっしゃったのでちょっと泣いちゃったんですよ。このあと喋るんだ、泣いちゃだめだと思って涙をこらえてたのを覚えてて。「ピュア・イマジネーション」がほんとに多くの方に届いていく曲なんだなと今日改めて思いました。」(チッチ)とお互いに美しい歌声をベタ褒め。花村は日本語の歌詞にも想いを込めて歌ったといい、伸びやかで美しいハイトーンな歌声の花村と、力強く艶のある歌声のチッチそれぞれの魅力が響き渡り、1日限りの特別なデュエットとなった。
◆「視覚と聴覚だけじゃなくて“味覚と嗅覚”もそそられる映画」
そんな2人はアフレコで視聴したテスト版の作品をみて、「ストレートなんですけど、「本当に面白いです!」」と熱く語り始める。「もちろん練習のために何度もみるのですが、毎度心が動かされるというか、どの年代の方がみてもわかりやすい作品です。感動もできますし、違う観点でも何度もみれる作品だなと思いました。」(花村)、「視覚と聴覚だけじゃなくて“味覚と嗅覚”もそそられる映画でした。ウォンカとチョコレート工場の世界に入り込んで、私もその世界にいるんじゃなかって思うワクワク感と、テスト版をみて私も涙を流してしまいました。色々な感情をくれる作品だと思うので、家族はもちろん恋人、友達とみてもいいのかなって思いますし、絆のみえる作品なのでたくさんの人に年齢関係なくみてほしいですね」と熱い感想をコメント。さらに花村が「吹替をしてる時からチョコレートめっちゃ食べたくなって!」と話し、2人もまるで映画の世界のようにチョコレートを食べながら、心から楽しむこことのできたアフレコとなった様だ。
最後に「最初から最後まで夢がたくさん詰まっていて、大人になった今でも夢みることって大事なんだな、一歩踏み出すことが大事なんだなと思える作品です。小さい子はもちろんおじいちゃん、おばあちゃんも夢をみたくなる作品なので、字幕や吹替で1回とはいわず2回、3回とぜひ見てほしいなと思います。」(花村)、「この作品を楽しみにしてる方、これから新しく出会う人ともたくさんいると思います。私自身この作品を楽しみにして、目一杯愛情を込めながらヌードルと一緒に成長してきました。公開もうすぐですね、ワクワクしながら待っていてくれると嬉しいです。」(チッチ)と、熱く作品をアピール!2人の圧倒的で美しい歌声の余韻を残し、イベントは幕を閉じた。
花村、チッチの他、本作には、ウォンカの前に立ちはだかるチョコが好きすぎて悪事に手を染める警察署長役に、大人気のお笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平さん、さらに謎に満ちたチョコレート中毒の神父役として相方の松尾駿さん、ウォンカの夢を邪魔する町の実力者・チョコレート組合の長であるアーサー・スラグワース役として、ミュージカルを中心に活躍する俳優岸祐二さん、スラグワース率いるチョコレート組合の1人、フィクルグルーバー役に人気声優武内駿輔さん、意地悪でがめつい宿屋の主人であるミセス・スクラビット役として、言わずと知れたレジェンド声優で歌手の松本梨香さん、そして小さなオレンジ色の紳士・ウンパルンパ役に俳優の松平健さんも決定し、各界の豪華実力派キャストが集結した完全吹替版に乞うご期待!
さらに花村&チッチによる圧巻のデュエットに続き、来週20日はいよいよウォンカ役・ティモシー・シャラメ、ウンパルンパ役・ヒュー・グラントら登壇の“マジカル・チョコレート・ナイト”が開催! 日本中をチョコレートの魔法にかける、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』にぜひ引き続き注目を!!
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
12月8日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
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