- 2024-7-19
- ENTERTAINMENT
- このろくでもない世界で
第76 回カンヌ国際映画祭&第28 回釜⼭国際映画祭に公式出品され、百想芸術⼤賞で4部⾨ノミネート、⾒事キム・ヒョンソが<新⼈演技賞>に輝いた話題の韓国映画『ファラン(原題/オランダを意味する)』『HOPELESS(英題)』が『このろくでもない世界で』の邦題で、7 ⽉26 ⽇(⾦)よりTOHO シネマズ シャンテほかにて全国公開される。
この度、18 歳の少年ヨンギュに裏社会での⽣き⽅を教える地元の犯罪組織のリーダー・チゴンの悲しい過去が明らかになる本編映像が解禁されました。
「息をしていても⽣きてるとは限らない」
チゴンの瞳の奥に隠された悲しすぎる過去を弟分のヨンギュに明かす瞬間
ある地⽅の暴⼒が蔓延る町で貧困にもあえぐ18歳の少年・ヨンギュ(ホン・サビン)と、彼の絶望漂う瞳にかつての⾃分を重ねた裏社会の男・チゴン(ソン・ジュンギ)。傷だらけのふたりが交錯した時、彼らの運命は思わぬ⽅向へ猛スピードで⾛り出す―――。
この度、これまで明らかにされていなかった、ヨンギュと同じ町に⽣まれ育ったチゴンの悲しす
ぎる過去が明らかになる本編映像が解禁された。
ボスにある仕事を頼まれていたヨンギュを迎えに湖のほとりに1⼈佇むチゴンを捉えた映像で始まり、組織の中で成⻑し始めたヨンギュに昔そこで起きたある事故について独り⾔のように語り始める。
「ある男がよく来てた。⼦供連れでな。そして、その⼦を1⼈で沖合に残す。男は湖畔で待つだけ」。
その男は⼦供に男が営む飲⾷店の⾷材を捕らせて⾃分は酒を飲んでいた。だが、ある⽇、いつも通り湖に⼊った⼦供が第76 回 カンヌ国際映画祭 「ある視点」部⾨正式出品2024 年 百想芸術⼤賞 映画部⾨ 新⼈演技賞(キム・ヒョンソ)受賞!
出てこなくなったという。チゴンはさらに、タバコを燻らせ、時折ヨンギュの⽅も気にかけながら続ける。「もう1⼈釣り⼈がいた。その⽇も釣れるまで数時間座っているつもりだった。だが5分過ぎた頃、その⽇に限って竿に⼒強い引きを感じた”これは⼤物だ“男は喜んで必死に釣り⽷を引いた」。
時折ある“箱”を作るチゴンの映像が挟まれる。
「釣り⼈が釣り上げたのはほんの数センチの⼩⿂だったという。”そんなバカな“と⽔の中を覗き、仰天した。男は、⿂ではなく⽿の切れた⼦供を釣っていた。引き上げたが、⼦供に息はなかった」
と語ると、現在のチゴンの右⽿の傷がクローズアップされる。その⼦供はチゴンに他ならなかった。後ろ姿のチゴンは「死んでいたのに・・・⽔を吐いて起き上がった」というチゴンの独⽩で映像は終わる。
まさにヨンギュのように酷い家庭環境で⽣まれ育ち、裏社会のボスに拾われ今の世界での⼈⽣に⾜を踏み⼊れていたのだった。私情を挟まず⾮情なまでに〈汚い仕事〉をこなすチゴンの壮絶な⼦供時代を知ったヨンギュは覚悟を決め、ますます深みに嵌っていき、後戻りのできないある決断を下すことになる…。このろくでもない世界で、共鳴した⼆つの孤独な魂に、ほんの⼀瞬でも陽が注ぐことはあるのだろうか︖劇場で確かめて欲しい。
また、本作の公開を記念して『このろくでもない世界で』7/26(⾦)から上映する全劇場にて⼊場者プレゼントの実施が決定した。7⽉27⽇(⼟)、28⽇(⽇)2⽇間限定、先着で⽇替わりのオリジナル・ポストカードをプレゼント︕27⽇は、ソン・ジュンギの直筆サインとメッセージがプリントされた⽇本版
ビジュアル、28⽇は韓国公開時のティザービジュアルを、それぞれポストカードにして、ご来場の皆様へプレゼント︕数に限りがございますので、ゲットしたい⽅は劇場へ急げ︕︕詳細は映画公式HP(https://happinetphantom.com/hopeless/present.html)をご確認ください。
『このろくでもない世界で』
7月26日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
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