- 2024-8-2
- ENTERTAINMENT
- リトル・ダンサー デジタルリマスター版
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2011)、『愛を読むひと』(2002)、『めぐりあう時間たち』(2008)など上質なドラマの名手として知られるスティーヴン・ダルドリーの監督デビュー作にして、いまもなお多くの人に愛される不朽の感動作『リトル・ダンサー』がデジタルリマスター版で23年ぶりにスクリーンで色鮮やかに蘇り、『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』として、10月4日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開!
2000年9月にイギリス公開された本作は、世界の映画祭で高い評価を受け1億ドル超えの大ヒット、日本でも2001年1月から公開されると、少年ビリーが偏見や環境に負けず、夢に突き進む姿に多くの観客が胸を熱くした不朽の感動作だ。
監督は本作で長編デビューとなったスティーヴン・ダルドリー。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』、『愛を読むひと』など上質なドラマの名手として知られ、本作から3作続けてアカデミー賞の監督賞・作品賞の候補となる快挙を成し遂げている。
またバレエ・ダンサーを夢見る主人公ビリーを演じたのは、『ロケットマン』や『異人たち』など今や世界的な実力派俳優となったジェイミー・ベル。当時13歳だった彼は、2000人を超える候補者の中からオーディションで選ばれた。ビリーにとって踊ることは、自分を表現する手段。軽やかな動きでなく、力強く激しく「これが僕のバレエなんだ」と訴えてくるダンスシーンの数々は圧巻だ。さらに、世界的バレエ・ダンサーのアダム・クーパーが特別出演しているのも見逃せない。
音楽は70年代に一世を風靡したグラムロックのT・レックスによる名曲の数々や、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムの人気曲などが使用され、ビリーの心に寄り添うように鳴り響き、観る者のすべての魂が揺さぶられる。また本作に深く感動したエルトン・ジョンが、ミュージカル化を熱望。今や大人気のミュージカル『ビリー・エリオット』が誕生した。
主人公・ビリーが夢を追いかける姿に胸が熱くなる予告編&メインビジュアル解禁!
この度解禁された予告編では、バレエと運命的な出会いをした主人公ビリー(ジェイミー・ベル)がどんどんバレエにのめり込んでいき、「ロンドンのロイヤル・バレエ団で踊る」という大きな夢を抱き、ひたむきに邁進する姿が見られるものとなっている。
町中をキラキラと弾ける笑顔で飛び回るやんちゃな11歳の主人公ビリーは、今まで見たこともなかったバレエの世界に一目惚れをする。毎日家族に内緒でバレエの基礎から回転までコツコツと練習を重ねる日々。しかし父親に見つかり、「バレエなんて、男がやるものじゃない」と怒られてしまう。なぜバレエをやってはいけないのかわからないビリーは、その後も親には内緒でウィルキンソン先生(ジュリー・ウォルターズ)の指導のもと、ダンスの才能を開花させメキメキと上達していく。
真剣にバレエに打ち込むビリーの姿に「ロイヤル・バレエ学校を受験してみたら?」という先生の提案に猛反対する家族。でもビリーは夢を諦めることなく、踊り続ける。
その姿を見た父親は「ビリーには未来がある。俺だってあいつの夢を叶えてやりたい」と涙ながらに話し、次第に周囲も変化していく・・・!
また合わせて解禁されたメインビジュアルでは、「僕バレエ・ダンサーを夢見てはいけないの?」というコピーと共に、日本公開当時を思わせるチュチュを着た女の子たちの間にボクシンググローブとヘッドガードをつけた主人公のビリーが居心地悪そうにしている姿が印象的なものとなっている。
少年ビリーが抱いた無謀とも思える夢。それはやがて家族や周囲の人間を巻き込み、みんなの大きな夢へと変わっていくー。夢を持つすべての人に贈る、きっとあなたの足元を照らす<大切な一本>になる、ビリーの情熱と家族愛に胸アツな青春ドラマの大傑作『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』は、10月4日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開。
『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』
10月4日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開
© 2000 Tiger Aspect Pictures (Billy Boy) Ltd.
<ミュージカル「ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー」開催中!>
映画「リトル・ダンサー」をもとにエルトン・ジョンによる珠玉の音楽で彩られた傑作ミュージカル!
トニー賞をはじめ、世界80以上の演劇賞を席巻し、1000万人以上が熱狂した感動作だ。
日本では2017年に初演が開幕。オーディションを経て選ばれたビリー・エリオットと実力派揃いの大人キャストを迎え、およそ4ヶ月に渡る東京・大阪でのロングラン公演を達成。16万人の観客が熱狂し、菊田一夫演劇大賞や読売演劇賞選考委員特別賞など多くの演劇賞を受賞した。
2020年は新型コロナウィルスの影響による一部中止を乗り越え、未曾有の事態で世の中が混沌に包まれていた当時、観客に明るい希望をもたらし、再び劇場を感動の渦に巻き込んだ。
そんな珠玉のミュージカルが、新たなビリーとともに4年ぶりに帰ってくる!約1年にわたりバレエ、演技、タップダンス、器械体操、歌唱など、様々なジャンルのレッスンを重ね、厳しいオーディションで選び抜かれた少年たちがビリー役に挑む。今しか見ることのできない少年たちの輝きを劇場で!
東京公演:7月27日(土)〜10月26日(土)東京建物Brillia HALL (豊島区立芸術文化劇場)にて上演
大阪公演:11月9日(土)〜11月24日(日)SkyシアターMBSにて上演
公式サイト:https://billy2024.com
<受賞歴>
第73回 アカデミー賞(R)3部門ノミネート(監督賞・脚本賞・助演女優賞)
第54回 英国アカデミー賞 最優秀主演男優賞・最優秀助演女優賞・英国映画賞 受賞
第25回 日本アカデミー賞 外国映画賞 受賞
第69回 ナショナル・ボード・オブ・レヴュー ブレイクスルー男優賞受賞(ジェイミー・ベル)他多数
2000年 カンヌ国際映画祭 監督週間クロージング作品
2000年 東京国際映画祭 特別招待作品